大阪府下最大規模 枚岡神社秋郷祭

大阪府


秋郷祭は五穀豊穣を感謝して、布団太鼓台23台の宮入、地車3基の曳行が行われる。

大阪府下でも最大規模の秋祭り。

20基以上もの「ふとん太鼓」が町中を練り歩く、ふとん太鼓が出る祭りとしては、堺市の百舌鳥八幡宮月見祭と並んで大規模で有名である。

枚岡神社は、明治4年(1871)に官幣大社に列せられた日本最古の神社の1つ。

生駒へ向けて登る途中の駅、近鉄枚岡駅で下車、そのまま階段を上っていく。

本日の式次第。

09:00 稚児受付(予約者のみ)着付け

10:00 秋郷祭

12:30 神幸祭

13:00 神幸行列神輿渡御

14:30 還幸祭

15:30 太鼓台宮入

19:00 太鼓台中担

22:00 太鼓台帰還  

午後7時ごろからの「中担」が祭りのクライマックス、改めて各太鼓台が参道を何度も往復してその勇壮さを披露するもので、祭りの盛り上がりは最高潮に達するという。

今日は「太鼓台宮入」までを見て帰ろうと思う。

本殿では10:00から 秋郷祭が行われている。

12:30からの 神幸祭までしばらくお休み、その間に昼食にする。

神社の上の梅林で弁当をいただきます。

風景100選に選ばれるような梅林でしたが、2016年、ウメ輪紋ウイルスに感染した梅の木が多数確認されたことから、2016年中にすべての梅の木が伐採さた。

かおり風景100選 枚岡梅林
枚岡梅林はかおり風景100選の一つとされるが、ウメ輪紋ウイルスに感染した梅の木が … 続きを読む →


ここで弁当をいただきます、見晴らしは抜群、正面にアベノハルカスが見えています。

貞明皇后(ていめいこうごう〉がご覧になったという碑が建っています。
貞明皇后は第123代天皇・大正天皇の皇后は。

神幸行列神輿渡御の始まりです。

現在、神社で行われているお祭りには、大きく分けて次の2種類があります。
① 神社自体が行う祭
② 氏子の依頼に基づき行われる祭り
毎年10月14日、15日に行われる秋郷祭は、氏子が行うお祭りにあたります。

行列の先頭。総指揮者の氏子総代を先頭に額田地区の御迎え提灯が続きます。

枚岡神社の創祀は、皇紀前まで遡り、初代天皇の神武天皇が大和の地で即位される3年前と伝えられています。

神武御東征の砌、神武天皇の勅命を奉じて、天種子命(あめのたねこのみこと)が平国(くにむけ)(国土平定)を祈願するため天児屋根命・比売御神の二神を、霊地神津嶽(かみつだけ)に一大磐境を設け祀られたのが枚岡神社の創祀とされています。

枚岡神社は、永く神津嶽にお祀りされましたが、孝徳天皇の白雉元年(はくちがんねん)(650年)9月16日に、平岡連らにより山麓の現地へ奉遷されたと伝えられています。

神護景雲(じんごけいうん)2年(768年)に、天児屋根命・比売御神の二神が春日山本宮の峰に影向せられ、春日神社に祀られました。

このことから当社が「元春日(もとかすが)」とよばれる由縁です。

神輿のご帰還です。

枚岡神社は坂の途中にあり、休みながらとはいえ相当きついはずです。

最後の階段を上る前の最終の休憩です、担ぎ手の皆さんに疲労の色が見えます。

最後の階段を一気に登ります。


無事本殿に納まりました。

これから還幸祭が行われます。




いよいよ、太鼓台の宮入です。

枚岡神社の一の鳥居は二の鳥居から800mほど下った鳥居町にある。

建立されたのは220年前の1802年。

14日午後2時「出雲井・鳥居」の太鼓台がその鳥居を潜って参道を進み始めた。

秋郷祭の宮入はこの太鼓台がいつも一番乗りを務める。

神社の鎮座地が出雲井町で、宮元に当たるためだ。

二の鳥居に至る参道は長い上りの坂道が続く。

途中小休止を挟んで午後3時すぎ「がんばれー」の声援に励まされて太鼓台が上ってきた。



枚岡神社の秋郷祭は壮観です。

9団体の大・中・小あわせて23基の太鼓台が境内に宮入します。

見せ場の一つは、サーセーのかけ声で太鼓台を高く持ち上げるところ。

一糸乱れぬ息の合った美しさです。

境内では胴上げが始まっています。

青年団の団長が胴上げされているようです。

次の太鼓台が上がってきました。

「チョーサジャ、チョーサジャ」というかけ声に合わせて、府内最大級とされる布団太鼓台23台が勇ましい姿で次々と宮入りしてきます。。

もう4時前です、そろそろ帰ろうと思っています、9時に到着したので7時間余り頑張ったことになります。

しかし、下から次々と布団太鼓台が上がってくるため中々帰れません。

こういう狭い坂道は布団太鼓台が通り過ぎるのを待たないと帰れません。

やっと駅にたどり着きました。

踏切の向こうにはまだまだ沢山の布団太鼓台が控えています。

日が落ちる頃にはすべての太鼓台が宮入りを完了し、午後7時ごろから「中がき」がスタート。

「中がき」は、改めて各太鼓台が参道を何度も往復してその勇壮さを披露するもので、祭りの盛り上がりは最高潮に達します。

来年はぜひ最後まで見よう。

交通アクセス 近鉄奈良線「枚岡駅」すぐ

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