北野外国人倶楽部(旧フリューガ邸)は、明治後期建築の木造2階建て、切妻屋根、外壁は2階部分に木の柱を外部にあらわしたハーフティンバー風の外観。
最後の住人は貿易商ハンセン。
開港当初、外国人居留地に建ち、外国人たちの社交場として賑わっていた。
その名残は、暖炉や豪華な家具調度品にとどめている。
それらは、ブルボン王朝やビクトリア王朝のこる、貴族が使っていたものが多い。
天井までのびる大型暖炉が圧巻。
表面に精妙な浮彫が施された豪華版で、フランスのブルボン王朝(1589~1830年)に貴族が使っていた。
異国情緒漂わせる帆船。
銅製の鍋や杓などがにぶい光沢を放っているオールド・キッチンは、薄暗いが、昔の厨房をリアルに再現している。
お洒落なドレスが随所に展示されている。
8館プレミアムパスをお持ちの方はここでドレス試着体験が出来る。
常時50着以上揃えたお洒落なドレスからお好きな1着をお選びいただきお客様のお持ちのカメラで撮影。
屋外の一隅に馬車が置かれているが、1890年ごろ、フランスノルマンディ地方で荘園領主が乗っていた。
手動式ブレーキ、キャンドルの燈光機などに当時のどかな朱物の味を残し、心がなごむ。
関連記事