北国街道と北国脇往還の分岐点があり、古くから交通の要衝・宿場町として栄えた伊香郡の中心地であった。
駅の中には、黒田家発祥の地・木之本と官兵衛ゆかりの地の案内があります。
本尊は地蔵菩薩(秘仏)。
境内には秘仏本尊の写しである高さ約6メートルの地蔵菩薩大銅像があり、これは日本三大地蔵の一つとされている。
眼の地蔵菩薩として信仰を集めている。
本堂
地蔵堂とも呼ばれる。
本尊である地蔵菩薩立像の両脇に閻魔王立像と倶生神立像が祀られている。
地蔵菩薩立像及び両脇侍は秘仏である。
地蔵大銅像
日本一の大きさという地蔵菩薩の銅像。
本尊の写しとして約3倍の大きさに造られたもので、明治27年(1894年)に建立された。
建立の際、県内はもとより愛知や岐阜や福井からも銅鏡を集め、それらを溶かして作られた。
第二次世界大戦中、当時の住職や東條英機の妻である東条勝子などの援助により、供出命令を免れた。
平成18年(2006年)に「御戒壇巡り」が開かれた。
これは参拝者が厨子の下を巡るもので、31間(56.7メートル)の漆黒の闇を歩き、錠前に触れることができる。
この錠前は地蔵菩薩の手と五色の紐で結ばれている。
床板は相当古いもののようで貫禄がある。
木之本宿の本陣だった「竹内五左衛門家」には、江戸時代、大名などが宿泊した宿札や記録が残されています。
その後、22代目の竹内五左衛門氏が本陣薬局を開業しました。
なお、竹内五左衛門氏は、1893年(明治26年)、栄えある「日本薬剤師第一号」の免状を取得された方でもあります。
馬繋ぎ金具に宿場の面影を残す。
木之本のかつてのメインストリートである「北国街道」は、昭和の初め頃までは、道の中央に小川が流れ、馬や牛をつなぐ街道並木がありました。
現在は、小川は埋め立てられ、街道並木は舗装道路になっていますが、街道沿いにはうだつのある古い町家が連なり、宿場の面影を色濃く残しています。
作家・司馬遼太郎氏の歴史小説『功名が辻』の主人公の山内一豊が名馬を購入した馬宿平四郎邸もある。
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