平清盛の邸宅西八条第にある梅小路公園

京都府
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長らく旧国鉄の敷地であったこの地の南部には、かつて平氏の総帥平清盛の邸宅西八条第があった。

1990年(平成2年)3月に移転した日本貨物鉄道(JR貨物)梅小路駅(現在の京都貨物駅)の跡地に、平安遷都1200年を記念して作られた京都市営の総合公園である。

面積117,133m²、開園は1995年(平成7年)4月29日。
芝生広場、中央広場、いのちの森、朱雀の庭、緑の館などの施設がある。

広大な敷地が各種行事(緑化フェア、サーカス、京都音楽博覧会など)に利用されることもある。
隣接してJR西日本が運営する梅小路蒸気機関車館があり、上記機関車館の外周をめぐる形で京都市電の保存運転(週末のみ、京都市都市緑化協会が管理)もされている。

「庭園の上部に屋根をかけた空間」をイメージしてつくられた緑の館。
平安遷都1200年を記念してつくられた朱雀の庭と一体となっている。

2階が朱雀の庭・いのちの森への入り口となっている。
1階ではレストランがあり、当日はこちらで庭園を眺めながらの食事としゃれ込んだ。

2階は茶室や和室があり、貸室(有料)として、さまざまな催しに利用できる。

朱雀の庭は長年にわたって京都が培ってきた造園技術を駆使し、さらには日本庭園で使われないような洋花を積極的にとり入れるなど、伝統と創生が見事に調和したデザインの池泉回遊式庭園(9,000平方メートル)。

今はサルスベリの花が咲き、庭園内の水鏡にあでやかなピンク色が映ります。

向かい側の松、空や雲が水鏡に写っています。
右手奥には緩やかな曲線を描き、草地の中を走る幾筋もの小さな流れがあり。

流れのほとりには、ナデシコ、サワギキョウ等、季節を彩る草花が咲き誇っている。

水鏡(みずかがみ)
インド原産の黒御影石を敷きつめ、その上にわずか1cmの水をはった鏡のような池。
昼は周囲の景色を、夜は月やかがり火を水面に映す。

紅葉渓(もみじだに)
岩場と渓流、紅葉からなる渓谷をイメージ。
京都近郊から産出した山石の石組の間を流れる水は、一部は緑の館2階ホールから1階エントランスガーデンへ、また1階レストランの中へと流れ込む。

いのちの森
朱雀の庭と一体となったいのちの森は、都市空間に自然の生態系を復元したビオトープ。樹木が育ち、小鳥やチョウ、トンボ、セミ等が棲む環境を創造した、小さないきものの聖域です。

平清盛の邸宅である西八条第は、八条亭とも呼ばれ、平安京左京一坊の八条大路(現在の八条通)以北、大宮大路(現在の大宮通)以西に位置する。
6町以上を占めていましたが、広大な邸が存在していたのではなく、町単位で殿舎が独立していたようです。

『平家物語』によると、清盛が蓬を愛し庭に植えていたことから「蓬壺」ともいわれていました。
出家後の清盛は、摂津福原(神戸市兵庫区)にいることが多かったので、清盛の妻・時子が女主としてここを守りました。

治承3年(1179)12月16日には清盛の娘・建礼門院徳子が生んだ東宮言仁親王(後の安徳天皇)が西八条第に行啓。養和元年(1181)閏2月4日、清盛が64歳で没した2日後、放火による火災に遭い、寿永2年(1183)7月25日、平家都落ちに際しては、自ら火を放ち焼亡してしまいます。
現在地でいうと西八条第は、梅小路公園とJR東海道線と山陰線の線路敷地にあたる。

生き物を高い位置から観察できる「樹冠廊(歩行デッキ)など、普段と違った視点から森を見ることができる。

春から秋にかけて新緑や紅葉も楽しめる木漏れ日の散策路。

京都市指定有形文化財 旧二条駅舎(梅小路蒸気機関車館の資料展示館として移築)
旧二条駅舎は、京都鉄道株式会社の本社屋兼駅舎として明治37年(1904)に建てられた。

京都鉄道は明治40年に国鉄に吸収され、以後国鉄、次いでJR西日本の駅舎として利用された。
本屋の中央部分を入母屋造の2階建とし、棟の両端に鴟尾をのせる。

また構造的には小屋組にトラストを組む洋風の技術が採用されている。

旧二条駅舎は、京都の近代化を体現する建築遺構であるだけでなく、明治期に建築された本格的な和風駅舎としては現存する唯一のものであり、平成8年4月1日、京都市指定有形文化財に指定された。

梅小路機関車庫の模型

新幹線、D51等の車輪が展示されている。

蒸気機関車に乗車体験ができ、当日は日曜日でチビッ子達で賑わっていた。

煙を吐き、汽笛を鳴らしながら走る本物の蒸気機関車に乗れるとあって、子供たちは大はしゃぎだった。

C58形機関車は1938年から1947年の間に製造された中型の客貨兼用機関車。
菊の御紋はお召列車の時のものか。
お馴染みのD51をはじめ17形式の機種が保管されている。

保存の蒸気機関車18両と、旧二条駅舎、扇形車庫や転車台などの施設及び付随する線路、そして梅小路運転区が所管する蒸気機関車の検修工具や車歴簿は、1つの準鉄道記念物として群指定を受けている。

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梅小路公園へのアクセス、行き方歩き方

梅小路公園公式サイト

住所:京都市下京区観喜寺町56-3梅小路公園内
TEL : 075-352-2500
FAX : 075-352-2561
京都駅(JR東海道本線<京都駅>、
地下鉄烏丸線、近鉄京都線)から西に約15分