サンセンの自邸 山手八番館

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大正時代、サンセンの自邸として建設された。

チューダー様式の塔屋が3棟連結する個性的な外観で、館内はロダン、ブールデル、ベルナール、レンブラントをはじめとする西洋と東洋の彫刻を中心とする美術品が所狭しと飾られている。

館内は近代彫刻の父ロダン、ブールデルの名作が並び、一室には東アフリカ、マコンデ族の異色の木彫や原始美術がたくさんある。

願い事が叶うと云われている 「サターンの椅子」

ローマ神話の五穀豊穣の神、サターンの彫刻が施された不思議な一組の椅子(サターン=サートゥルヌス・ギリシャ神話ではクロノス)、豊穣をもたらす神の名に因み「願い事が実り叶う椅子」と伝えられている。

女性は向って右側に、男性は左側に座ります。
19世紀頃に制作され、元々はイタリアの教会にあったものと云われています。

木彫(東アフリカ、マコンデ族の原始美術)


12~14世紀のタイの仏像が並ぶ。

セルバンテスの小説の主人公「ドン・キホーテ」と「サンチョ・パンサ」。

彫刻は、ロダンの「ナルキッソス」、ブールデルの「自刻像」、ルノアールの「裸婦」など高名な美術家の作品がそろう。

版画では、デューラーの人間味のある「聖母子」がユニーク。ホーガースの代表作「娼婦の遍歴」は6枚組で、物語をたどっていくと面白い。

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