妙心寺塔頭 大法院

京都府

大法院は妙心寺塔頭の一つで境内西に位置する。

真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺として創建されました。

境内は名残の桜が見られます。

露地庭園が美しいことで有名。
通常非公開ですが、春の新緑と秋の紅葉の時期のみ特別公開されます。

この画像は以前紅葉の時期に訪れた時のもの。

パンフレットの表紙に「且座喫茶(しゃざきっさ)」とあります。
禅語で「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」といった意味。

いつまでもゆっくりしていたい。

美しい「露地庭園」(露地(ろじ)とは茶庭ともいい、茶室に付随する庭園の通称)があり、お抹茶・和菓子をいただきながら、贅沢な大人の庭園鑑賞が楽しめます。

当初は、妙心寺四派(龍泉派・東海派・霊雲派・聖澤派)のうち東海派に属しましたが、後に龍泉派となります。

寺名は信之の法名「大法院殿徹岩一明大居士」に因みます。

ここには、幕末の思想家で松代藩士であった佐久間象山のお墓もあります。

この路地の先が墓地。

象山は吉田松陰の事件に関わったとして投獄され、のちに暗殺されました。

彼の門弟だったのはその吉田松陰をはじめ、勝海舟や橋本左内、坂本龍馬など後の日本を担う人物たちで、幕末の動乱期に多大な影響を与えた人物とも言えます。

墓地への路地でレンゲを見つけた。

この間まで花を楽しんだのですがもう実がなっています。

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大法院へのアクセス、行き方歩き方

京都市右京区花園大薮町20
075-461-5162

嵯峨野線「花園駅」から徒歩10分