京の冬の旅37年ぶりの公開 南禅寺 天授庵

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天授庵は1339年(暦応2)光厳天皇の勅許により虎関師錬が南禅寺開山無関普門(大明国師)の塔所として建立。

1602年(慶長7)細川幽斎が再興した。
方丈の襖絵は長谷川等伯の筆で重文。池泉を主にした庭と枯山水と二つの庭園がある。

特別公開の本堂には、長谷川等伯筆の障壁画(重文・複製)が納められており、「禅宗祖師図」「商山四皓図」など、鋭い筆致と墨の濃淡を観ることができます。

他にも池泉回遊式の「澄心庭」や枯山水庭園の「淵黙庭」が楽しめる。

また、寺を再興した武将で歌人の細川幽斎の肖像画(重文)など、所蔵の寺宝も特別に展示されます。

内部は撮影禁止につき画像をお見せできないのが残念。

枯山水庭園、幾何学的な石畳を配し、白砂と緑の苔が見事。

本堂の北側からは、南禅寺の山門が眺められます。

静かな佇まい、南庭の入り口。

なんて位に入り、鯉の泳ぐ池を巡る。

この竹林は鎌倉末期から南北朝時代の特色を残すそうです。

でも、この石橋はどうやら明治期に作られたもののようだ。

エサを求める鯉の姿がかわいい。

この時期訪れる人も少なく、ゆっくりと山水の世界にひたれる。

水路閣の辺りは観光客もいません、静かです、水路閣の上に上がって見ます。

疎水の水は轟々と音を立てて流れます。

人のいないインクライン、何か物悲しい冬の夕暮です。

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南禅寺 天授庵へのアクセス、行き方歩き方

京都市左京区南禅寺福地町
075-771-0744

地下鉄東西線「蹴上」7分
市バス5系統「南禅寺・永観堂道」下車7分

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