大往生の作法

ライフログ

老いを感じた時が始め時 「いざ」となってからでは遅すぎます

大往生の作法 在宅医だからわかった人生最終コーナーの歩き方

在宅・終末期医療に携わる医師が人生をまっとうするための方法を伝授

健康寿命を延ばすには80歳からの10年がキモ
医療で「してほしくないこと」を考える
認知症で「人生おしまい」、ではない理由
介護サービスは症状が進む前に、早めの相談を
迷った時の「勝ち目のある治療」という視点
PPK(ピンピンコロリ)ではのぞんだたびだちにならない
サプリメント、認知症保険、介護施設
要注意な3商品は不安に付け込んでないか確認を

老いの不都合をつらいものとせずやり過ごすには準備がすべて

私たち生物が避けて通れない「老化」。

老化がもたらす不都合は、できることなら体験したくないものだ。

不都合の到来をできるだけ先延ばしにし、到来してもつらいものとせずやり過ごすためにはどうしたらいいのか。

在宅医療の現場で多くの患者さんや家族と接してきた医師がそのコツを伝授。

さらに老化の後にやってくる死ともなれば、その準備も、となると気が重く、できれば考えたくないことだ。

しかし準備はおろか、想定すらしていないと、いざというとき慌てふためき、理想の最後を迎えられないかもしれない。

健康なうちからできる準備を著者が指南。

最後まで正々堂々と、寿命をまっとうするために――生きる勇気が湧いてくる一冊。

著者について

●木村 知:1968 年カナダ生まれ。
医師。医学博士。
2004 年まで外科医として大学病院等に勤務後、大学組織を離れ、総合診療、在宅医療に従事。
診療のかたわら、医療者ならではの視点で、プレジデントオンラインなどで、論考を発信している。
医療とお金への問題意識から、2級ファイナンシャル・プランニング技能士も取得するなど、一人一人がよりよく生きるための方策を考え続けている。
著書に『病気は社会が引き起こす』(角川新書)。