神社仏閣

滋賀県

華麗な曳山が「コンチキチン」 大津祭

琵琶湖の西南に位置する大津市で、湖国三大祭のひとつ、滋賀県無形民俗文化財の『大津祭』が行われた。大津祭は、天孫神社の祭礼です。江戸時代初め、鍛冶屋町の塩売治兵衛が狸の面をかぶって踊ったのが始まりとされます。天孫神社前に勢ぞろいした13基の曳...
東北

臨池伽藍跡と浄土庭園 毛越寺

毛越寺は中尊寺と並び平泉町を代表とする寺院で、国特別史跡と特別名勝に指定されている。「吾妻鏡」によると慈覚大師円仁が開山し、主に藤原氏二代基衡、三代秀衡が再興し伽藍の造営にあたった。寺名の詠み毛越寺はモウツウジと詠みます。通常、越という字を...
東北

藤原三代栄華の跡 中尊寺

創建は嘉祥3年(850)に慈覚大師円仁によって開山されたとされる中尊寺は天台宗の東北大本山。その後奥州藤原氏初代の清衡が長治2年(1105)から中尊寺の再建に着手し、天治元年(1124)に金色堂が竣工、基本的な伽藍が完成したのは21年後の大...
九州

弘法大師空海が唐から帰国して初めて護摩を焚いた 最教寺

当寺がある場所は日本に真言宗を伝えた弘法大師空海が唐から帰国して初めて護摩を焚いた所と言われ、真言宗に帰依していた鎮信はこの地に寺院の建立を思い立った。しかし、当時この場所には曹洞宗の勝音院という寺院があり、鎮信は移転を要望したが住職の竜呑...
京都府

美醜の魔界を詠んだ謎の女流歌人小野小町

隨心院が所在する小野は小野氏の一族が栄えたところである。宮中で仁明天皇に仕え歌人として知られる小野小町もこの地の出で宮中を退いて後も過ごしたとされる。隨心院には小町の晩年の姿とされる卒塔婆小町像を始め文塚、化粧の井戸などいくつかの遺跡が残る...
京都府

陰陽師・安倍晴明の神秘は不滅

後世、晴明の子孫が繁栄を極め、賀茂家を圧倒するようになって、晴明は超能力を持った陰陽道のスーパースターとして奉られるようになったもともとは、修験道の祖とされる役小角(えんのおずの)などを生んだ賀茂氏が取り仕切っていたが、賀茂忠行が出て、その...
京都府

悪縁を切り良縁を結ぶ 安井金毘羅宮

安井金毘羅宮にお詣りすれば、酒・たばこ・ギャンブルから男女の悪縁に至るまであらゆる断ち物に成功するという。こうした縁切り・物断という珍しい後利益の由来は、実は祭神崇徳上皇のパワーから生じている。本殿/中央に崇徳天皇が祀られている主祭神の崇徳...
京都府

「源氏物語」宇治十帖のモデル世界文化遺産宇治上神社

醍醐天皇のとき、山城の国司が社殿を造営したのが起源とされ、平等院が建立されるとその鎮守社となったと伝えられる。「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されている。菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)・応神天皇・仁徳天皇を祀る。宇...
京都府

抑えがたく燃え上がる嫉妬の炎

「源氏物語」の中で六条御息所はその高貴な身分に加え、才気、美貌ともにすぐれた女性として描かれている。光源氏がそんな御息所を見逃すはずはない。「源氏物語」の「夕顔」の巻には、源氏が強引に御息所のもとに忍んで行ったことが描かれているが、思いを遂...
京都府

丑の刻参りと鉄輪の井

丑の刻参りで知られる「鉄輪(かなわ)の井」堺町筋を北に上がり、万寿寺通りを超え、松原通に出る手前の左側に不思議な路地ある。とは言っても、よほど注意していない限り見過ごしてしまうほど目立たない。民家の玄関と見まがう引き戸の奥には朱塗りの小さな...
京都府

地獄の火焔に包まれる矢田地蔵

新京極の西の通り「寺町通り」の三条のあたりに矢田寺があります境内と呼べるスペースはほとんど無く、アーケードからすぐお寺の中に入ったような感じになる身近さです。寺町三条のアーケードの一角で、幻想的な提灯の明かりを灯す矢田寺。本尊は代受苦地蔵と...
大阪府

川を渡る神輿~住吉大社神輿渡御

人力による神輿渡御は、実に45年というブランクの後、多くの人の支えのもと平成17年8月1日に復活しています五月殿の前には夏越女らが乗る車が待機しています。神輿の発進に先立ち、堺火縄銃保存会による火縄銃の発砲が行われる。神輿が「べーら」の掛け...