石切の夕日

「石切の 夕陽と夜景」


山の背が 空をなぞれば
陽は静かに 街を撫でる
ガラスの塔が 火を宿し
沈む光に 名もなき日が染まる

石切の高台から西の空を見渡すと、夕焼けに染まる空を背景に、あべのハルカスがすっと立っているのが見えるんだ。
まるで空に向かって伸びる一本の筆が、夕暮れのキャンバスにそっと線を引いているみたい。

家の向こうが 燃えていた
火ではなく 陽の名残
瓦の影が 赤く染まり
窓の奥まで 光が忍び込む

視線ずらすと
電柱の陰から 陽が跳ねた
まるで かくれんぼの子どもみたいに
いたずらっぽく まぶしくて
私の頬にも 光が触れた

少し西に 移動すると
電柱の陰から 陽が跳ね
そしてそれは 雲間に消えた

まるで 何かを伝えに来て
すぐに帰っていったような
あの一瞬の輝きだけが
まだ まぶたに残ってる

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