例年すみよっさんには暗いうちから出かけるのだが寄る年波は勝てず今回はお昼からの参拝です。
例年は三が日に200万人以上が訪れるといわれるが今年はどうかな。
人は多いように思う。
「令和6年(2024)初詣のご案内 – 住吉大社」というのが住吉大社のホームページにある。
お正月は境内が大変込み合います。
三が日を避け、余裕をもって初詣にお越しください。とあります。
時代が変わったものだ。
ちなみに住吉鳥居は、本宮域の幸寿門前に立つ、石造で、柱に大面取の角柱を用いるが、貫を通し、反りのある島木・笠木を重ねるなど明神鳥居の形式とする。
重心の低いどっしりとした造形で境内の他の鳥居と一線を画する。
同社を代表する鳥居として古くから参拝者に親しまれている。
この人出、太鼓橋を渡るだけで一苦労。
昔から太鼓橋は渡るだけで「お祓い」になるとの信仰があります。
住吉大社のご利益は、商売繁盛、縁結び、子宝、家内安全などさまざま。
そのため、大阪最強のパワースポットと言われています。
第一本宮 底筒男命そこつつのおのみこと
第二本宮 中筒男命なかつつのおのみこと
第三本宮 表筒男命うわつつのおのみこと
第四本宮 息長足姫命おきながたらしひめのみこと
にお参りします。
皆さん熱心にお参りされています。
今年は
五大力石守(石拾い)・釣りみくじについて12月31日~1月5日の期間閉鎖します。
露店の出店について年末年始(12月31日〜1月5日)露店の出店はありません。
と、案内がありました。
人出の割には静かな境内です。
これが本来のあるべき姿と思うがどうだろう。
源氏物語澪標の巻きに描かれた有名な光源氏の住吉詣の情景を絵画化したレリーフが大社駅の前にあります。
汐掛道
住吉大社の旧表参道の汐掛道は、海岸に上陸した海神が通った道で、出見の浜〜住吉高灯 … 続きを読む →
このリレーフは、源氏物語澪標の巻きに描かれた有名な光源氏の住吉詣の情景を絵画化したもので、人々に囲まれた牛車の横に立つ衣冠姿が光源氏、右上の舟が明石上の舟であります。
内大臣となった光源氏の盛大で威厳ある行列の様子がうかがえます。
偶然、明石の君も舟で参詣に訪れていました。
しかし、光源氏一行の華やかさに圧倒された明石の君は自身の「身の程」を情けなく思い、その場を立ち去ってしまいます。
反橋そりはし(通称太鼓橋たいこばし)
正面神池に架けられた神橋は「反橋」と称し、住吉の象徴として名高く「太鼓橋」とも呼ばれております。
長さ約20m、高さ約3.6m、幅約5.5mで、最大傾斜は約48度になります。
この橋を渡るだけで「おはらい」になるとの信仰もあり、多くの参詣者がこの橋を渡り本殿にお参りします。
現在の石造橋脚は、慶長年間に淀君(太閤秀吉の妻)が豊臣秀頼公の成長祈願の為に奉納したと伝えられております。
かつての「反橋」は足掛け穴があいているだけで、とても危なかったそうです。
川端康成は作品『反橋』(昭和23年)において、「反橋は上るよりもおりる方がこはいものです、私は母に抱かれておりました」と記しています。
昨年の転倒事故に懲りて困ったときの神頼みかな。