外国人に人気の「日本の城」ランキング! 2位は「姫路城」、1位は?
重厚ながら、華やかさもある日本の城。
海外は石造りの城が多いですが、日本は土と木で造られている城が多く、海外とは違った魅力があるため外国人観光客からも人気を集めています。
(出典元:【独自調査】2024年最新:外国人に人気の観光スポットランキング[城編]1位は「大阪城」!| インバウンド人気観光地ランキング #インバウンド #MEO)
●第2位:姫路城
第2位は「姫路城」でした。姫路城は兵庫県姫路市にあり、1993年にユネスコの世界文化遺産に登録された日本を代表する城です。
シラサギが羽を広げた姿に見えるため「白鷺城」とも呼ばれ、美しい造りが高く評価されています。
池田氏や本多氏、酒井氏など、歴史に名を残している名将たちが城主を務めてきたこともあり、歴史好きの外国人からも人気があります。
「喜斎門跡(きさいもんあと)」は、姫路城の裏口・勝手口という意味合いの搦手口(搦手門)。
現在は石垣しか残っていませんが、日中も人の流れが少なく、落ち着いて写真撮影ができるスポット。
姫路城の東側を大迫力で写真に収めることができます。
姫路城ビューポイント探訪
姫路城西御屋敷跡庭園好古園に秋を見た
●第1位:大阪城
第1位は「大阪城」でした。大阪市中央区にある大阪城は白い壁や金色の装飾が美しい城で、夜にはライトアップでさらに華やかさが増します。
石山本願寺が建てられていた場所に織田信長が築城を開始し、豊臣秀吉が完成させたとされています。戦や自然災害、火災などで被害を受けたものの、そのつど再建されて現在の姿となりました。日本の歴史と共に歩んできた姿に、多くの外国人が魅力を感じているのかもしれませんね。
もう一つ、あまり知られてない事実を、今の大阪城は豊臣期の大阪城を埋め立てて徳川期に建てられたものであることは誰でも知っています。
徳川期の天守は戦争、火災を繰り返し、寛文5年(1665)に落雷で焼失、以後、江戸時代を通じて再建されることはなかった。
では今の天守閣は?
黒田長政が絵師に命じて描かせて、長く黒田家の所蔵だった大阪夏の陣図屏風図を、戦後に大阪市に譲られたとのこと。
今の天守閣を建設するとき参考にされたのがこの大阪夏の陣図屏風図、ということは徳川期の石垣の上に豊臣の城が建っているといってもいいのでは・・・・・・
あまりにも平和ボケしてしまった現代人は、つい半世紀ほど前の戦災のことなど忘れてしまっていますが、身近な大阪城周辺にも戦災の傷跡はたくさん残っています。
第10位:犬山城
犬山城の天守は外観3重、内部は4階、地下に踊場を含む2階が付く。
天守南面と西面に平屋の付櫓が付属する複合式で、入母屋2重2階の建物の上に3間×4間の望楼部を載せた望楼型天守である。
地階1・2階出入口を含めて、総延面積は698.775平方メートルに達する。
天守台石垣は野面積という積み方で、高さは5メートルある。天守の高さは19メートルある。
木曽川の畔にたたずむ後堅固の城 犬山城
第9位:広島城
大坂城や岡山城らと共に初期近世城郭の代表的なものである。
名古屋城、岡山城と共に日本三大平城とも言われる。
別称は「鯉城(りじょう)」。
広島城があった一体は昔「己斐浦」と呼ばれ、広島市西区己斐の地名は延喜式で嘉字地名とされる前は「鯉」であったと言われていることから、この名がついた。
一説には堀にたくさんの鯉がいたからとも、天守が黒いからとも言われる。
その他、「在間城(ざいまじょう)」、「当麻城(たいまじょう)」の別称がある。
広島カープは鯉からとったもの。
かつて二つの天守がそびえた麗城 広島城
第8位:皇居
正門石橋。二重橋だと誤認されることがあるが、この石橋の奥にある正門鉄橋が「二重橋」である。
手前の石橋は江戸城の西丸大手橋があった位置で、現在の石橋は明治20年(1887年)の建造である。
二重アーチ構造であることから、「この石橋が二重橋である」との誤認が多い
通称「二重橋」と呼ばれている正門鉄橋の上から伏見櫓を見ます。
伏見櫓は三代将軍家光の頃、京都の伏見城から移築されたと伝えられているそうです。
さまざまな石垣が残る徳川将軍が座す天下一の城 江戸城
第7位:小倉城
天守は、4重5階の大天守と1重の小天守からなる連結式層塔型天守であった。
大天守は最上階外廻縁が幕府への遠慮により重数を少なく見せるために、また、雨よけのために雨戸で覆われた下層よりも張り出している、いわゆる唐(南蛮)造りである。
最上層の入母屋破風を除き、破風の一切無いものであった。
模擬天守構築時、本来なかった破風を付けたことにより、日本100名城指定が見送られたとの説もある。
第6位:名古屋城
御深井丸付近から天守閣を望む。
金色さん然たる金鯱を城頭に頂き、名古屋のシンボルとして親しまれてきた名古屋城が灰じんに帰してから10有余年、昭和34年10月、天守閣が再建されました。
五層五階の大天守閣のオリジナルは、加藤清正の普請によるものである。
鯱も彼の提案によるものとか。
現在の大天守閣は、鉄骨鉄筋コンクリート造りで、内部は博物館になっており、最上階には展望室が設けられている。
木造復元に注目が集まっているがさあどうなる。
第5位:松本城
黒門枡形の前から見る天守閣は、内堀と北アルプスを映しこみ、絶好の撮影ポイント。
常念岳を中心とした北アルプスを左上空に、国宝天の連なりを正面から狙う。
雪景色なら言うことなし。
松本城近くの市庁舎展望室など周辺の高い建物からは、天守と雪を頂いた山々のツーショットを撮影できる。
信州の名城を訪ねて 現存天守の残る 国宝 松本城
第4位:熊本城
東側から眺めた天守閣。
このアングルが一番美しい。
秋の九州爽やかウォーキング 熊本城
熊本城震災5か月目の復興状況をレポート
別名「銀杏城(ぎんなんじょう)」とも言われる熊本城、復興状況を見たいと思いながら5ヶ月目にやっと実現。
第3位:元離宮二条城
日本100名城の一つ。
二条城は徳川家康の将軍宣下に伴う賀儀と、徳川慶喜の大政奉還が行われ、江戸幕府の始まりと終焉の場所でもあった。
二条城はかつて平安京の大内裏であった場所の南東端とその南にあった禁園(天皇の庭園)である「神泉苑」跡とにまたがる地にある。
家康による創建時は現在の東側半分のみであった。
京の中心にそびえる雅やかな城館 二条城
第2位:姫路城
第1位:大阪城