和歌山県

暮れる街を駅へ急ぐ 湯浅

山田川の北橋の上から今帰ってきた西を眺める、左が大仙堀。もう既に暮れかかっている。北町通り、「北町茶屋 いっぷく」に転がり込む、歩き疲れてもう一歩も歩きたくない心境。暖かいコーヒーをいただきしばしの休憩。北町通を西へ歩いている、この先が角長...
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朝日・夕日100選 端崎

端崎、たたきざきと読む。朝日・夕日100選、釣り場として有名、明恵上人が修業したという刈藻島がある。3時過ぎでまだ日は高い、片道30分くらいの距離だが行ってみることにする。湯浅の街からは対岸の道を西へ進む。端崎と霧崎という二つの岬を擁する海...
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天保12年創業 角長

湯浅町は、諸説ある日本における醤油発祥地の一つで、その醸造文化が2017年度には文化庁から日本遺産に認定されている。鎌倉時代、同じ紀伊国(和歌山県)の興国寺の僧であった心地覚心(法燈国師)が、入宋時に学んだ径山寺味噌(金山寺味噌)の製法を湯...
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熊野古道と醤油の街ノスタルジック散策

湯浅町は、熊野三山へと続く熊野古道の宿場町として栄え、熊野古道が唯一商店街を通る町としても知られています。交通上重要な位置にあった湯浅は、近世に入り次第に商業都市として発展を遂げます。その核をなしたのは、なんといっても醤油です。鎌倉時代、中...
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銭湯跡歴史資料館 甚風呂

湯浅の街歩いていると面白いものが次々と現れる。散策中に地元のカメラマン氏に遭遇、定例会のネタ探し最後はこの辺りが頼りなんだけど・・・とのこと。江戸後期から昭和60年まで営業の公衆浴場。湯浅の町並の特徴である小路の辻に立地し、個性的なデザイン...
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熊野詣の宿泊所でもあった深専寺

玉光山深専寺(じんせんじ)は湯浅にある西山浄土宗の仏教寺院。開基(創立者)は明秀上人と伝える。本堂大棟には1m80cmの鯱像がある。大地震津波心得之記碑嘉永七年六月十四日夜八ツ時下り大地震ゆり出し翌十五日まで三十一二度ゆりそれより小地震日と...
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一攫千金ミカン船~紀伊国屋文左衛門

青春18切符第4弾、これから湯浅まで行きます。近いと思って侮ってはいけません、JRもしっかりしています。和歌山までは快速がバンバン走っています。しかし、和歌山以南は特急がメインで、普通列車は1時間に1本。和歌山で1時間待ちです。接続をちゃん...
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後のひな祭り 湯浅

平安時代末期から南北朝時代にかけては、湯浅荘を根拠地とする湯浅宗重ら湯浅党が、紀伊国(和歌山県)全体に渡って活躍した。また、湯浅は古来より熊野街道の宿駅として栄えており、紀州藩の有田代官所や明治・大正期の有田郡役所が置かれてからは有田地方の...
地域

瀬戸田訪問を終えて

瀬戸田の港に古い写真が残っていました。最初に瀬戸田を訪れたのは2002年8月でした、たまたまコンパクトカメラの記録が残っていました。その後何度か訪れているのですが15年以上は来ていないのでは。ゆっくりしすぎて最終のフェリーに滑り込みセーフ、...
地域

昭和初期の豪邸建築「耕三寺 潮聲閣」

こちらお城のような出で立ちの「潮聲文庫」和館の土間側。見学にはここから入る。潮聲閣は、福岡県直方(のおがた)出身の実業家金本福松(1891-1970)が、余生を送る母親のために、母の故郷である瀬戸田に建てたもの。金本は母の死後に出家して耕三...
地域

純白のアウトドア大理石博物館「未来心の丘」

「未来心の丘」は、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園で、世界を舞台に活躍されている彫刻家  杭谷一東(くえたにいっとう) 氏にその制作を依頼しているもの。天猫仏教護法の十二天より「月天(がってん)」を望む猫猫が月を望む「天...
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「孝養の寺」 耕三寺

目指す寺、耕三寺は瀬戸田港から徒歩10分。山号は潮声山(潮聲山)。1936年(昭和11年)から伽藍の建立が始められた新しい寺院で、日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び、「西の日光」「母の寺」とも呼ばれる。このうち、山門・本堂をは...