久し振りに来てみると新しいビルが建っていた。
一番右端が新ビル。
前回の訪問記元禄二年(1689年)創業 半兵衛麸
投稿日時: 2016年2月11日
今日のお昼は元禄二年(1689年)の創業で、300年以上の歴史を持つ半兵衛麸。 … 続きを読む →
当時から献立もほとんど変わらず、お麸とゆばのお料理がいただけます。
茶房は元の位置にある、今回は分け合って2階席、ちょうど格子の向こう側だ。
玄関前には嵯峨菊が。
秋になると、半兵衛麸本店の玄関先には、嵯峨菊の鉢が並びます。
嵯峨菊は嵯峨天皇の御代、大沢池の菊ヶ島に自生していた嵯峨野独特の野菊。
風情と、格調をかねそなえた、大覚寺「門外不出」の嵯峨菊は、一般的な丸い菊とは違い、茶筅によく似た可憐な花です。
嵯峨天皇がその気品ある姿と香りを好まれたそうです。
半兵衛麸と嵯峨菊のご縁は、今から30年ほど前、お得意先のお料理屋のご主人が自宅の庭で育てている嵯峨菊を「本店に飾ったらいいよ」と持って来ていただいたのが始まりとか。
茶房へは新ビルの裏から。
風情のある庭を通って茶房へ移り食事をいただきます。
ほんとに腰かけていいのかなと聞きそうになるほど古式豊かなな椅子。
茶房「半兵衛」では、麸とゆばのお料理「むし養い」をいただきます。
「むし養い」とは京言葉で、お腹の虫を養う軽い食事のことです。
やかんも年代物。
なま麸田楽も見えています。
油と相性のよいなま麸をふっくらこんがり焼くと、麸本来の甘みが味わえます。
お腹も良くなりこれから近所に観光に出かけます。
六波羅蜜寺、六道珍皇寺のあたりを見て歩こうと思う。
半兵衛麩に入る前に近くの史跡を見て歩く。
弁慶と牛若丸の唱歌でおなじみの五条大橋を渡ります。
遠方には比叡も見えています。
弁慶と牛若丸の像もあまり目立たない。
太田垣連月の歌碑。
太田垣連月のブログ記事集
一時期連月の追っかけのようなことをした時期がある。
源融(みなもとのとおる)は平安時代初期に在位した嵯峨天皇の皇子で、長きにわたり朝廷に仕え従一位・左大臣の官位を受けるなどし出世を果たした人物。
嵯峨源氏(渡辺綱や肥前松浦氏)の祖としても知られ、ほかにも紫式部が宮中を舞台に様々な色恋を描いた長編小説『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルであるともいわれている。
幽霊屋敷 河原院跡
投稿日時: 2013年8月18日
源氏物語「夕顔の巻」は圧巻である。 源氏は五条辺りに住む夕顔と恋におち、「某の院 … 続きを読む →
南西に500メートルほど行ったところに、屋敷の一部だったという渉成園(現在は東本願寺の飛地)がある。
「源氏物語ゆかりの地・枳殻邸(渉成園)」
投稿日時: 2013年6月28日
渉成園は東本願寺の飛地境内地(別邸)です。 1602(慶長7)年教如上人が徳川家 … 続きを読む →
一日よく遊んだ、陽も落ちて暗くなるころ半兵衛麩に舞い戻った。
審美3Fの新コンセプトブランド「ふふふあん」に立ち寄りひと時のコーヒータイムを楽しむ。
大きな器に淹れられたコーヒー。
黄昏の五条通。
窓に映ったリフレクションもきれいだ。
閉店間際で店内も閑散としている。
座り心地のよさそうなソファー
楽しかった散策に後ろ髪惹かれる思いで家路につく。
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