日本六玉川の一つとして知られる「井手の玉川」は、「平成の名水百選」にも選ばれた桜の名所。
日本六玉川の一つとして知られる「井手の玉川」は、「平成の名水百選」にも選ばれた桜の名所。
堤防両岸約1.5kmにわたり約500本の桜が植えられており、多くの花見客が訪れる。
日本六玉川
日本六玉川
川の名。
全国に6か所あり、総称して六玉川むたまがわという。
宮城県塩釜市・多賀城市を流れる、野田の玉川。
東京都を流れる、調布たつくりの玉川(多摩川)。
滋賀県草津市を流れる、野路の玉川。
京都府綴喜つづき郡を流れる、井手の玉川。
大阪府高槻市を流れる、三島(千鳥)の玉川。
和歌山県高野山奥院付近を流れる、高野こうやの玉川。
桜のあとは、ヤマブキが咲くことでも有名。
また、桜のあとは、ヤマブキが咲くことでも有名。
観光客が河原に降りて花見をしたり、弁当を食べたり楽しんでいる。
玉川の上にトンネルが被ったよう多々多々だ。
藤原俊成(ふじわらのとしなり)は、「駒 とめて なほ水かはむ山吹の 花の露そふゐでの玉川」と詠んでいる。
玉川堤では、桜の季節「さくらまつり」が行われ、ライトアップもされます。
子供たちは川に浸かってはしゃいでいました。
4月下旬から5月上旬にかけて井手町の玉川両岸の約1500mに、ヤマブキが咲き乱れる。
奈良時代に橘諸兄がこの地にヤマブキを植えたのが始まりと言われ、歌枕として数多くの和歌に詠まれている。
玉川の上流、椿坂の近くに昔、水車があったという場所があります。
小野小町塚
平安時代の歌人で、絶世の美女 小野小町が亡くなった場所については諸説あるようですが、井手町もその一つのようです。
近くにある小野小町の墓では、
「色も香もなつかしきかな 蛙(かはづ)なく 井手のわたりの山吹の花」〔新後拾遺145〕
と記されており。
当時から井手の山吹の花は有名だったことが分かります。
欽明天皇元年(540年)、玉津岡の南に下照比賣命が降臨、そこでお祭りをした「玉岡の社」が玉津岡神社の起源。
その創祀は天平3年(731年)9月であり、創祀者は橘諸兄公とされる。
境内には橘諸兄とその一族の一人楠木正成公を合祭した橘神社がある。
曹洞宗の地蔵禅院(じぞうぜんいん)の歴史は古く、白鳳年間(1200年前)井出左大臣橘諸兄(たちばなのもろえ)公によって草創されたと伝えられる
1727(享保12)年に植えられたと伝わるしだれ桜は、京都市の円山公園にある先代の枝垂桜と親木同士が姉妹木といわれるもの。
創建当初は華厳宗に属していた。
ご本尊の地蔵菩薩は橘諸兄公の持仏。
地蔵禅院は、菜の花とシダレザクラ(早咲き桜)の景色が素晴らし穴場の桜スポットです。
地蔵禅院のしだれ桜は、高台にあるにもかかわらず、玉川沿いのソメイヨシノよりも一足早く開花が始まり、中庭のソメイヨシノや八重桜、自生の山桜などが順に開花してゆきます。
この地蔵禅院の境内からは井手町の集落から木津川、天候がよければ遠く金剛山・葛城山・二上山などが一望でき、大変美しい眺めが楽しめます。
山門の瓦に小さなかわいい花が・・・スミレのようだが。
アジサイの花の枯れたものが風情を見せている。
塀の上のコケもアップでとらえると芸術だ。
町内の玉川堤に咲く山吹を花と葉で描いています。その間には、井手の「井」の字が描かれています。
井出の歴史に触れる
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アクセス
JR玉水駅から徒歩5分