奈良県

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南朝の里 賀名生梅林散策

奈良には「三大梅林」というのがある。「賀名生(あのう)梅林(2万本)」「月ヶ瀬梅林(1万本)」「広橋梅林(5千本)」となり、賀名生梅林は奈良県下でナンバーワンの梅林です。また、梅林入口付近には、南朝の行在所だったといわれる賀名生皇居跡(堀家...
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金剛葛城山系も見渡す梅の名所 広橋梅林

広橋梅林は月ヶ瀬、賀名生とならぶ奈良県三大梅林の一つとして知られている。広橋峠の北側斜面、約25ヘクタールにわたって約5,000本の梅が植栽されている。広橋峠の駐車場から散策開始です。早朝の陽を受けて梅林が輝く。峠には廃校になった広橋小学校...
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高取・土佐街道 「町家の雛めぐり」

2007年から、始まった「町家の雛めぐり」は、今回で8回目。100カ所の会場で、大切に保管されてきたひな人形が見られる。「土佐」は古墳造りのため土佐地方(高知県)からやって来た人が住み着いて、この地名が残ったと伝えられています。街道のどのお...
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古代は阿騎野と呼ばれた宮廷の狩猟場 宇陀陣屋

宇陀松山城は宇陀郡を領分する有力国人宇陀三将(秋山氏、芳野氏、沢氏)の一人、秋山氏が居城として古城山に山城を築いたのに始まる。築城時期についてはわかっていないが、南北朝時代には構えられていたと思われる。また、城名は秋山氏が居城としていた頃は...
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冬日の大和郡山城

今回クラブツーリズム澤熊講師選定の「近畿の20名城」のツアーがスタート早速行ってきた。やまと郡山城ホール側から東隅櫓を望む。桜のつぼみはまだ固く春の訪れが待たれる。折から場内では盆梅展が開催されており、追手門脇には梅の鉢植えが展示してあるが...
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巫女・ソネッタンの御湯立による清め祓いの神事

この記事は誤って消去した記事の再掲です。春日若宮おん祭御湯立神事(みゆたてしんじ)は平安時代末期、時の関白藤原忠通公が万民救済のため若宮の御霊威にすがり、丁重なる祭礼を奉仕したのが、おん祭の始まりという。以後、天下泰平・五穀豊穣・万民安楽を...
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歴史の道 秋篠寺~ウワナベ古墳散策

多くの史跡が点在する魅力的なコース、万葉ロマンに浸りながら歩くこととする。西大寺は奈良時代に孝謙上皇(重祚して称徳天皇)の発願により、僧・常騰を開山(初代住職)として建立された。南都七大寺の1つとして奈良時代には壮大な伽藍を誇ったが、平安時...
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初秋の飛鳥路散策

初秋とはいえ日中はまだ暑い。初秋の飛鳥散策としゃれ込んではみたが、日中はやはり暑い。先ず高松塚壁画館を目指す。のどかな風景に心洗われる。高松塚壁画館は高松塚古墳より発見された石槨内部の模型と、永久保存が図られている高松塚古墳の出土品(模造)...
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苔むす石垣に名城の面影を偲ぶ 高取城

高取城は別名、芙蓉城ともいわれ近世山城の典型としてよく知られ、巽高取雪かと見れば雪でござらぬ土佐の城とうたわれている。司馬遼太郎が、日本一の山城とたたえた石垣が堅固な城。遠く高取の町並みを望む。彼方には二上山の姿がきれいに浮かぶ。この辺りは...
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梅雨の晴れ間に大仏殿界隈の散策

今年の梅雨は空梅雨かいなと思わせるような天候が続く。少し曇り空だがかんかん照りでなく過ごしやすい。近鉄奈良駅の銅像は庶民の味方行基さん。庶民派の行基が中心になって、東大寺は建立されたのだ。さらに、東大寺建立を思い立った聖武天皇は、行基ら優婆...
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春を呼ぶ修二会のお松明 東大寺2月堂

修二会の本業が始まりました。二月堂の本尊は十一面観音なので、「十一面観音悔過会」とも呼ばれます。「悔過会」と は、罪を懺悔することによって本尊の力にすがり、目的をかなえてもらうという法会です。14日間のうちの一日の、それも「お松明」と呼ばれ...
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お里沢一の霊蹟 壺阪寺

本尊十一面観音は眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台としても有名。園内には養護盲老人ホーム慈母園がある。投身の谷の上に立つお里澤市の像。壺阪霊験記で知られている盲目の沢市が使用したとされ、古く...