明日の本番撮影に向け撮影予定地の下見が行われた。
小生は以前訪問したことがあるので大体の土地勘はあるが川霧に霞む夕闇迫る渓谷の撮影もいいかな。
参考記事:秋の九州爽やかウォーキング 菊池渓谷
渓谷に入る前に菊池観光物産館に立ち寄り腹ごしらえ、今回のツアーは実用一辺倒で食事は質素なものです。
阿蘇山の外輪山の最高峰大観峰の峰々が見えています、根子岳も見えています。
入山に際しては清掃協力金として100円おさめます、その時戴いたマップを載せておきます。
今日はこのところの雨で川が増水しています、一番奥の広河原まで行きたいのですが、紅葉ヶ瀬より奥は入山が規制されています、残念。
掛幕の滝、この写真は入り口の県道の橋からのぞき込むようにして撮った。
節理のために亀裂が入った川床から水が真っ逆様に落ちていく。
写真の上が滝口、下が滝壺になる。
前回訪問時は水がなく魅力に欠けるものでしたが今回は迫力満点。
見所としては掛幕の滝、黎明の滝、紅葉ヶ瀬、竜ヶ淵、天狗滝、四十三万滝[3](日本の滝百選)、広河原などがある。
一帯は阿蘇外輪山を取り囲むモミ、ツガ、ケヤキなど広葉樹の原生林に覆われている。
「渓谷美の極致」と言われた状態で残っており、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区、菊池水源として名水100選に選定されている。
また、くまもと自然休養林菊池渓谷として森林浴の森百選や、菊池渓谷自然休養林 として水源の森百選等に選定されている。
竜ヶ淵と天狗滝、渓谷内で最も藍色によどみ、不気味さを感じさせるこの淵はかつて竜が住んでいたという伝説があり、竜ヶ淵と呼ぶようになった。
奥山山頂付近の修練者が時折下りてきてはこの岩場で身を洗い清めたことから、この滝を天狗滝と呼ぶようになったという。
紅葉ヶ瀬は流れの中に踏み込み乳色に煙る渓流を捉える。
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情景がうまく伝えられないのがもどかしい。
雨の度に渓谷に足を運ぶという地元のカメラマンに会う。
光芒もいいけど菊池渓谷は霧だという、だから雨が降り旅に渓谷に足を運ぶという。
明日の光芒撮影のポイントをいろいろと教えていただく。
黎明{れいめい)の滝、上流緩やかな石畳の紅葉ヶ瀬、それを覆う緑の原生林、奇岩、巨岩の渓谷のあいまを縫って流れ落ちる滝、飛散する水しぶきに朝の太陽が輝いて一帯に霧が立ち込め、まさしく夜明けを思わせる景観を呈するところからこの名がつけられたという。(現地案内板より)
今は霧に煙る。
渓が霧に暮れていく。
熊本のカメラマン氏に別れを言い、下山する。
菊池渓谷へのアクセス、行き方歩き方
住所:熊本県菊池市原
電話:0968-25-7223(菊池市商工観光課)
熊本駅より熊本電鉄バス「菊池温泉」行き乗車。
終点「菊池温泉・市民広場前」下車。
菊池温泉より予約制「きくち観光あいのりタクシー(土,日,祝,振休,GW運行)」で菊池渓谷へ。
植木インターより県道53号線~国道387号線約50分