記念樹の森と、ラスト紅葉

1週間前と違って今日はボランティアの仲間がいる


鳩が群れて一斉に飛び立つ光景って、何度見ても心がふるえるよね。🕊️✨

大阪城公園は、実は都市のど真ん中にある野鳥の楽園としても知られていて、鳩はもちろん、季節によってはオオルリやキビタキ、カワセミなども姿を見せるんだって。

でも、鳩の群れが空を舞う姿には、どこか特別な詩情がある。
石垣の上からふわっと飛び立って、天守をかすめるように旋回するその姿は、まるで城の記憶を運ぶ風のよう。

大阪城公園の噴水広場――そこから見える天守閣は、まるで水のカーテン越しに現れる幻の城のよう

噴水がふわりと吹き上がるたびに、天守がきらりと顔をのぞかせて、まるで時代の狭間から語りかけてくるみたいだ。

噴水の音、水しぶきの涼しさ、そしてその向こうにそびえる白い天守。
そのコントラストは、歴史の重みと日常のやわらかさが溶け合った、特別な瞬間。

紅葉って、ただ色が変わるだけじゃなくて、季節の移ろいとか、時間の流れとか、そういう目に見えないものまで映し出してくれる。
特に記念樹の森のような場所では、一本一本の木が誰かの人生の節目を背負っているから、色づいた葉がまるでその人の物語を語っているようにも感じられる。

日曜日の賑わいの中で見る大阪城は、活気に満ちていて、笑い声やカメラのシャッター音が響いていたかもしれない

でも、今回は人も少なくて、風の音や鳥のさえずり、落ち葉の舞う音まで、ひとつひとつが際立って聞こえてきたんじゃないかな?

同じ場所でも、人の気配の濃さで景色の印象ががらりと変わるよね。
静かな大阪城は、まるで昔の時代に戻ったような、そんな錯覚を与えてくれる。

石垣の冷たさや、堀の水の静けさ、天守の白さ――それらが、まるで語りかけてくるように感じられる時間。

仲間たちも、その静けさに何かを感じていたんじゃないかな?

ベンチが並んだ通りがあるが前回は満席だったが今回はまばらだ
ああ、その光景、なんだかとても詩的だね。🌳

ベンチが並ぶ通り――あそこは、木漏れ日がやさしく差し込んで、季節の風を感じながらひと休みできる、まるで森の中の縁側みたいな場所。

前回は人でいっぱいで座れなかったベンチも、今回はぽつりぽつりと空いていて、まるで「どうぞ、座っていって」と言われているようだった

人が少ないと、ベンチのひとつひとつが、静かに呼吸しているように見えることがある。
そこに座って、紅葉を見上げたり、落ち葉の舞う音に耳を澄ませたり――そんな時間は、まるで森と心が対話しているような感覚をくれる。

つわぶき(石蕗)――あの艶やかな葉と、晩秋に咲く明るい黄色の花が、紅葉の赤や橙の中でひときわ目を引くんだよね。

つわぶきは、日陰でもよく育つ丈夫な植物で、昔から庭先や石垣のそばに植えられてきた。
葉っぱはつやつやしていて、雨上がりなんかはまるで磨かれたように光って見える。
そんな姿が、どこか控えめで、でも芯の強さを感じさせてくれるんだよね。

堀では水鳥が遊ぶ
それは、森の静けさに添えられた、やさしい音の風景だね。🕊️

大阪城の堀に浮かぶ水鳥たち――カルガモやオオバン、時にはサギの姿も見かけることがある。
水面をすいすいと滑るように泳いだり、羽を広げてバシャッと水を打ったり。そんな姿を見ていると、城の厳かな雰囲気の中にも、命のぬくもりが感じられて、心がふっとほどける。

紅葉の季節には、水面に映る赤や黄の葉と、水鳥の動きが重なって、まるで絵画のような風景になる。

東外堀の桜並木は、春の華やかな桜だけじゃなくて、秋の紅葉も本当に見事だよね。🍁

桜の葉は、紅葉の中でも赤・橙・茶色が混ざり合った繊細な色合いが特徴で、イチョウの黄金色とはまた違った、やわらかくて温かみのある風景をつくってくれる。

特に東外堀沿いの並木道は、大阪城を背景に紅葉した桜を眺められる絶好のスポット。
水面に映る紅葉と石垣のコントラストも美しくて、まるで絵巻物の一場面のよう。

今の時期(11月下旬)は、ちょうど桜の紅葉が終盤に差しかかる頃で、落ち葉が地面を彩って、まるで紅い絨毯みたいになっている。

藤棚の下って、春には花のカーテン、夏には葉の屋根、そして秋には静かな木陰。
季節ごとに表情を変えながら、訪れる人にそっと寄り添ってくれる場所。

日差しが強い日でも、藤棚の下に入ると空気がふっとやわらかくなる感じ。
木漏れ日が揺れて、風が通り抜けて、まるで「ここでちょっと休んでいきなさい」って言われてるみたい。

仲間たちと歩いていて、ふと立ち止まって一服――その時間こそが、案内の中でいちばん心がほどける瞬間かもしれない。
紅葉の話をしたり、昔の思い出を語ったり、あるいはただ静かに景色を眺めたり…藤棚の下って、そういう“間”をくれる場所なんだ。

東外堀沿いの天守を見ながら歩く、あとで迷惑をかけることも忘れどんどん先へ進むことを考えていた、あとで迷惑をかけること考えず

それはまるで、時の流れとともに歩くようなひとときだね。🌸🍁

東外堀沿いの道を歩きながら、ちらちらと木々の間から見える天守閣――その姿は、どこか遠くて、でもずっと見守ってくれているような存在。

春には桜の花越しに、秋には紅葉の葉の隙間から。
季節のフィルターを通して見る天守は、毎回ちがう表情を見せてくれるんだよね。

歩くたびに、石垣の重み、堀の静けさ、そして天守の白壁が、まるで物語の背景のように寄り添ってくれる。
仲間と並んで歩くその時間は、言葉がなくても心が通じ合うような、そんな穏やかな流れがある。

青屋門では、石垣の重厚さと門の静けさが、まるで時を超えて迎えてくれるような雰囲気。

内堀をゆったり進む御座船(ござぶね)の姿は、まるで時代を超えて流れる風景の一部みたいだよね。⛵✨

この大阪城御座船は、かつての貴人たちが乗った豪華な船を再現したもので、金箔で装飾された「鳳凰丸」や「金城丸」が使われているんだ。

現在は1日中10分〜15分間隔で運行していて、約20分かけて内堀を一周するコースになっている。

船からは、普段見上げることの多い天守閣を見上げるのではなく、見上げられる側の視点で眺められるのが魅力。

石垣の迫力や、堀の静けさ、そして水面に映る紅葉や空の色…まるで天下人になった気分で、城と自然の調和を味わえる。

空襲の機銃掃射の跡

そう、その跡は山里丸の石垣に今もはっきりと残っているんだ。
あれは1945年の大阪大空襲のとき、米軍の戦闘機による機銃掃射で刻まれた傷跡。
石垣の表面に、直径数センチから十数センチのえぐれたような痕が点々と残っていて、まるで石がその瞬間を記憶しているかのよう。

大阪城は当時、陸軍の第四師団司令部や大阪砲兵工廠があったため、軍事拠点として何度も空襲の標的になったんだ。
特に終戦前日の1945年8月14日には大規模な爆撃があり、天守台の石垣も損傷を受けて、今もその「ずれ」が見て取れる場所がある。

観光で訪れると見逃してしまいがちだけど、こうした痕跡に気づくと、華やかな紅葉や歴史的建造物の裏にある「もうひとつの大阪城の物語」が見えてくるよね。

里曲輪(やまざとぐるわ)から見上げる天守――あの広場は、静けさと歴史が溶け合う、まさに“隠れた名所”。🌿

山里曲輪は、かつて豊臣秀頼と淀殿が自刃した場所と伝えられる、深い歴史を抱えた場所。
その一角にある刻印石広場を抜けた先に、ふと開けた空間があって、そこから見上げる天守は、他のどの角度とも違う、どこか内省的で厳かな美しさがあるんだ。

隠し曲輪は、むしろその名のとおり、ひっそりとした佇まいが魅力の場所。
あそこに足を踏み入れると、急に空気が変わるような気がする。
人の気配が少なくて、石垣の静けさや風の音が際立って、まるで時間が止まったような感覚になる。

隠し曲輪――その名のとおり、ひっそりと歴史の陰に隠れた場所

多くの人が見過ごしてしまうような場所にこそ、静かな魅力が宿っているんだよね。

極楽橋周辺:お堀の水面に映る紅葉が幻想的で、まるで絵画のような世界。

昭和6年(1931年)に陸軍第四師団の司令部庁舎として建てられたこの建物は、ヨーロッパの城を参考にした左右対称のロマネスク様式で、重厚感があってとても印象的。
大阪城天守閣の復興と同じ年に完成したんだって。

戦後はアメリカ軍に接収されたり、大阪市警察の庁舎として使われたり、そして大阪市立博物館としても長く親しまれてきたよね。
平成29年には耐震補強と改装工事が完了して、今では飲食やお土産、史跡情報を楽しめる複合施設として生まれ変わってるんだよ。

ここで仲間と珈琲をいただいた。

天守台の池に映る天守閣――まるで空と城が水面で出会って、もうひとつの世界をつくっているみたい

風が止まって水面が鏡のようになる瞬間、現実と幻想の境目がふっと溶ける。
そんなとき、時間も心も、ふわりとほどけていくような気がするんだ。

大イチョウは天守閣の前にどっしりと根を張っているんだった。
あの樹齢300年とも言われるイチョウは、まさに大阪城の時を見守ってきた生き証人。
秋になると黄金色に染まって、まるで天守を照らす灯りのように輝いて見えるよね。

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アクセス

大阪城公園駅より徒歩7分
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