10年来の旧友と青谷、井出、月ヶ瀬梅渓を巡る
今年の梅は開花が遅れに遅れやきもきさせたが結果、良い気候に恵まれ最高の観梅であつた。
加えて旧友が自家用車で案内してくれ、至れり尽くせり。
彼女は先日公開した友達の農場を訪ねるの農場主で10年以上前からの旅友達。
今日はこの後、井出の河津桜、月ヶ瀬梅渓を巡る予定。
鎌倉時代末期には、梅林が存在
青谷梅林は、約20ヘクタールの土地に1万本の梅が栽培されている。
その起源は不明であるが、後醍醐天皇の皇子宗良親王(むねながしんのう)が、「風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる 中垣ぞなき」という歌を残していることから、鎌倉時代末期には、梅林が存在していたことが伺える。
山城青谷駅から梅林に行く途中には、わかりやすいように標識が立てられています。
山城青谷駅から要所に「あとO㌔」と書かれていて、訪れた人を梅林へと誘います。
大正15年には青谷梅林仮停留場として駅が開業。
昭和8年には正式な駅に昇格。
同時に山城青谷駅に改称。
「城州白(じょうしゅうはく)」という、高級品種の梅を栽培
梅の観賞は香りも含めてと言われますが、青谷の梅林に植えられている梅は強い香りが特徴です。
それは、「城州白(じょうしゅうはく)」という、高級品種の梅を生産しているからなんです。
城州白は、城梅で、桃のようなフルーティーな甘い香りが漂う品種。
梅林いっぱいに広がる甘酸っぱい豊かな梅の香りは、癒やし効果もたっぷりです。
龍福寺のご本尊は阿弥陀如来像で、戌年・亥年生まれの守り本尊でもあるので、戌年・亥年生まれの方は参拝してみてはいかがでしょうか。
歯痛地蔵さんは有名です
龍福寺は、慶長12年(1607年)に曇誉(どんよ)が創建したのが始まりと伝えられている。
延宝2年(1674年)に現在地に定まる。
龍福寺の歯痛地蔵さんは頬をなでるとたちどころに痛みがなくなると伝えられています。
中天満神社は、『東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ』の歌碑があるように、菅原道真を祭神としているので、受験や就職にご利益がありそうです。
見晴らし台も設置されているので梅林や町並みを一望することもできます。
中天満神社から徒歩約5分のところに堂山(どうやま)見晴台があります。
梅まつり会場から約15分のところに天山散策道があり、天山山頂まで登ることもできます。
登山というほどでもないので比較的すぐに登れます。
白梅が中心ですが、色とりどりの赤やピンク、濃いピンクなどの梅もあり、どれも鮮やかに咲いていてとても見応えがあります。
見ごろは例年では3月初旬ですが、開花状況を確認して出かけるとより安心です。
青谷梅林の梅の開花状況については城陽市観光協会のページから確認できます。
黒土1号墳は、6世紀後半に築造された円墳で、南山城地域で最大級の横穴式石室をもち、須恵器・土師器・耳環・武器・馬具などが出土しています。
キャラクターは、古墳の被葬者で、古墳時代後期に新たに地域を治めた首長が馬に乗る姿をモチーフにしています。
アクセス
【電車】
JR奈良線山城青谷駅から徒歩20分
バス:京都京阪バス「多賀口」(60・62・62B・62C系統)バス停下車 北へ徒歩約20分から徒歩約25分
【
車の場合】
『京滋バイパス巨椋IC』下車後、国道24号からJR山城青谷駅方面へ(東部の丘陵地を目指して下さい)
第二京阪自動車道『久御山南IC』下車後、約5km
京阪和自動車道「田辺西IC」より東へ約10分
京滋バイパス「巨椋IC」より国道24号経由で約20分