総持寺は滋賀県一のボタン寺として名高く、境内一面に植えられた牡丹は約80種類1000株。
降りしきる雨の中の参拝です。
仁王門をくぐり、石畳を進むと広い境内の奥に本堂が見えます。
お堂の中には聖観音(重要文化財)をはじめ、たくさんの仏像がまつられています。
ご本尊は薬師如来様で、西国薬師霊場31番札所となっています。
このお寺は、すぐ近くで生まれた小堀遠州と縁が深く、県名勝指定の遠州流庭園(江戸初期、池泉回遊式庭園)があります。
また一段と雨が激しさを増してきました。
本堂前庭には、お大師様が梅干の種を口から吹き飛ばすと、この松ノ木の枝に落ちて それが育った「松梅の木」、語呂合わせで「商売の木」商売繁盛、良縁などのご利益があるそうです。
冬の積雪に耐えて鮮やかに咲く花は、例年4月下旬から5月上旬が見ごろです。
牡丹が終わるころには、芍薬が花を咲かせます。
しかし、見頃は過ぎておまけにこの雨、とどめを刺されたようです。
姉川の兵火に遭いましたが豊臣秀吉にて再建されたとの寺伝にあります。。
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