「アジュール舞子」という愛称は、一般公募によってつけられました。
フランス語でアジュール(azur)は「青」。
舞子海岸が南フランスのコートダジュールのような美しい砂浜に復元され、憩いとふれあいの海辺となるよう、期待を込めて名付けられました。
かつて「舞子の浜」と呼ばれた、白砂青松の景勝地を復元した海浜公園。
明石海峡大橋や淡路島を望む公園で、海釣りやバーベキュー、ウォーキングを楽しめます。
また夏には海水浴場となり、神戸市内にありながら水質の良い海で遊泳することができます。
明治天皇は舞子をこよなく愛され、1885年以来7回も行幸された。
当時は立派な料理旅館などが並んでおり、ひときわ立派な「亀屋旅館」(廃館)がよく御在所になったという。
松林の中に歌碑があり3首 刻まれている。
はりまがた 舞子の浜の はま松の
かけに遊びし 春をしぞ思う
はりまがた 舞子の浜に 旅寝して
見し夜こひしき 月の影かな
あしたつの 舞子の浜の 松原は
千代をやしなう 処なりけり
明石海峡大橋は、兵庫県神戸市と淡路島の間の明石海峡に架かる、橋長3,911m、中央支間長1,991mの世界最大の吊橋です。
雄大な橋に向かって沈む夕日は素晴らしいものです。
海の色が素敵だと思いませんか?太陽の光を反射して、きらきら輝いています。
アジュール舞子は針の形のビューポイントが目印!
この「ピンホール(針穴)」の目印は、西宮市の建築家、岩橋翼さんがデザインしました。
高さは約170センチ、針穴の部分から景色をのぞいて楽しむこともできます。
江戸時代、「東海道五拾三次」を描いた安藤広重(1797~1858)は、「播磨舞子の浜」(口絵)で舞子浜の美しい海岸風景を描いています。
また、志賀直哉(1883~1971)は「暗夜行路」のなかで、「塩屋、舞子の海岸は美しかった。
夕ばえを映した夕なぎの海に・・」と舞子浜の様子を描いています。
大阪湾と瀬戸内海を繋ぐ明石海峡は、海峡の幅が約4km、最大水深は約110m、海峡を流れる潮流の速さは最大で毎秒4.5m(約9ノット)に達します。
肉眼で泳ぐ魚も確認することができる、アジュール舞子の海は、水質調査が開始された平成17年から13年連続で最高ランクの透明度である「全透(1m以上)」と判定されています。
そろそろブルーモーメントの始まりです。
沖をシティライントラベル 1便の船が新門司へ向かっています。
幾度もこの海峡は船で通過しました船旅をご覧ください。
孫文記念んがシルエットで浮かびます。
すっかり陽も落ちました、そろそろ家路へ。
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