京の桜の隠れ里、約4,000坪の敷地には20数種類の桜が約450本。
なかでも紅しだれ桜は、樹齢70年をこえる桜約65本を含め、約250本。
苑内は濃いピンク色に覆われます。
桜以外にもボケや雪柳なども同じ時期に綺麗に咲いていて、頭の上から足元まで花だらけ。
原谷苑の桜の見ごろ、京都市内のソメイヨシノの見頃から一週間遅れが目安。
遅咲きで有名な御室仁和寺とは見頃がほぼ一致。
桜の種類も多いので、長い期間桜が楽しめるというのも重要なポイント。
入苑料はなんと時価!
花の咲き方によって300円から最大1500円までという幅があります。
1500円というと高いという気がしますが見れば納得、逆に1500円の時は見頃ということ。
気になるアクセス方法、「原谷苑」があるのは金閣寺から見て北西の方向にある原谷という小さな集落内。
この原谷は金閣寺の裏にある山をひとつ超えた山間部に位置しており、辿り着くのが少し大変なのです。
先ず一つ目は京都市バス。
立命館大学前と原谷の間を結ぶM1系統は1時間に1~2本しかありませんが、唯一の原谷へ通じる公共交通機関。
2時間に1本程度ですが北大路バスターミナルと原谷を結ぶルートもある。
ただ、市バスM1は原谷地元住民の生活の脚となっており、花見時に大変混雑し、迷惑をかけますので、出来る限り賃走タクシーをご利用ください。と、原谷苑のホームページには但し書きがあります。
二つ目はタクシー。
一緒に行く人が多い場合はタクシーの方が効率もいいし、割安になるかも。
●地下鉄<北大路駅>またはJR<円町駅>より約10分。
●阪急<西院駅>より約15分。
●金閣寺のタクシー乗り場、もしくはわら天神前から約5分。
三つ目はシャトルバス。
原谷苑が無料で運行、乗り場はわら天神宮の鳥居前あたり、原谷苑の門前まで9:00~16:00の間を約10分で結んでいます。
四つ目ツアーに参加すること。
桜シーズンの京都は各旅行会社によるツアーが数多く販売されていますが、原谷苑がコースに入っているツアーも毎年企画されています。
原谷苑以外の桜も同時に楽しみたいのなら、お手軽にツアーに申し込むのが賢明。
ツアー参加の場合はタクシーで原谷苑へ向かうことになります。
五つ目は徒歩。
●市バス北1系統源光庵バス停より約2.5km。 (所要時間:約30~40分)
●鹿苑寺金閣より、約2.2km。 (所要時間:約30~40分)
●御室仁和寺より、約2.1km (所要時間:約30~40分)
金閣寺、仁和寺よりのコースは登りとなり、健脚向き。
鷹が峰から千束を経て【原谷苑】、御室仁和寺へ下るコースがオススメです。
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