遅かりし松尾大社のヤマブキ

京都府

今年は花の盛りがあまりにも早くついつい時機を逸してしまう。

この垂れ下がっているのが、脇勧請です。

脇勧請は、榊の小枝を束ねたものです。
榊の束は、十二(閏年は十三)あります。

月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗を、伝えていると言われています。

注意して見ないと、鳥居に、脇勧請がぶら下がっているとは、気づかないでしょう。

松尾山の神使が亀である事から、境内の至る所に亀の像があります。

もともと松尾大社周辺はヤマブキの自生地だったが、宅地開発などのため昭和30年代半ばから境内に移しかえたという。

境内を流れる一ノ井川沿いを中心に、花びらが5枚の「一重」と、花びらが重なり合い華やかな印象の「八重」の2品種が楽しめる。

今年は例年と比べ10日以上早く開花した。
担当者は「こんなに早く開花するのは初めてと。

中世以降は酒の神としても信仰され、現在においても醸造家からの信仰の篤い神社である。

平安期に始まったと伝わる神輿の巡行は有名。
松尾大社神幸祭 おいで
神輿の巡行は平安期に始まったと伝わる。 「松尾七社」の神輿と唐櫃(からびつ)が氏 … 続きを読む →

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