モネの庭マルモッタンの庭で見かけた花々

四国

モネの庭は花好きにはたまらないスペースです。
真夏にもかかわらず多くの花を見ることができます、名前のわからない花もありますが一部を紹介します。

「花の庭」に隣接するフラワーハウスの中ではモネの庭を彩る花々の苗を育てています。

花の植え替えや睡蓮の株分け、台風対策やゆずの木の幹巻きなど、日々の花のお手入れもフラワーハウスのスタッフが行なっています。

咲き終わった花を摘み取ったり、当たり前のような毎日の水やりも、いつも花いっぱいの庭でお客様をお迎えするための大切な作業です。

ダリア
メキシコ原産。

ヨーロッパでは、1789年にスペインのマドリード王立植物園に導入され、翌1790年に開花したのが始まり。
1842年(天保13年)にオランダから長崎に持ち込まれたのが、日本への最初の到来となった。

名前不詳、アザミの仲間かなぁ。

ナツズイセン

和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから。
また、花期に葉がないことから、俗に「裸百合」とも呼ばれる。

エゾミソハギ

太鼓橋の左側に薄紫色に見えるのはエゾミソハギ。
湿地に咲く穂状のお花。

ミソハギ  と良く似ているので、区別が難しいが、違いは、葉の付け根の部分が、茎を包むようになることと、茎の四隅が張り出し、四角形に見えること。

名前はエゾと付いているが、日本全国で見られる。

リコリス

リコリス属の仲間には、秋の彼岸のころになると、あぜ道などに群生して咲くヒガンバナ(マンジュシャゲ Lycoris radiata)がありますが、リコリス属は種類が多く、早い種類は7月から、遅い種類では10月から開花します。

多くは日本や中国に広く分布していて、日本には帰化した種も含めて、シロバナマンジュシャゲ(L. albiflora)、キツネノカミソリ(L. sanguinea)、ナツズイセン(L. squamigera)、ショウキラン(L. aurea)などが自生または栽培されています。

いずれも開花期間は1週間ほどと短い。

出葉時期は種によって異なり、早春に出葉するもの(キツネノカミソリ、ナツズイセン、インカルナータなど)と秋に出葉するもの(ヒガンバナ、シロバナマンジュシャゲ、ショウキランなど)がありますが、いずれも初夏になると葉はすべて枯れます。

シロバナマンジュシャゲ

シロバナヒガンバナとも呼びます。

秋咲きの球根植物でヒガンバナの雑種とされます。
定説ではヒガンバナ〔L radiata〕とショウキラン(ショウキズイセン)〔L. traubii (L. aurea)〕が自然にかけあわさってできた、とされています。

日本のヒガンバナは不稔性(タネができない)なので、稔性(タネのできる)のある中国原産のコヒガンバナ〔L. radiata var. pumila〕が親とも言われています。

ヒオウギ。

ジンジャー

ショウガ科の多年草。インド・マレー原産。観賞用に栽培。

全形はショウガに似るが、秋、心から高さ1.5メートルほどの花茎を出し、白または黄色で香りのよい花をつける。
花縮砂(はなしゆくしや)。

ルドベキア

北アメリカ原産ですが、一部では野生化しているほど丈夫な花。

初夏から秋までの長い間、明るい黄花を咲かせ続けます。花の大きさは品種により大小様々で大きいものは15cm以上になります。

咲き方も様々で一重のほか、八重咲きや蛇の目咲きなどがあります。花芯が濃い色のものが多く花弁とのコントラストが美しい。

タマアジサイ

山地の谷川沿いに野生し、よく分枝して高さ1.5mになる。
若枝は淡緑色で、微毛と剛毛とがとが密生する。

8~9月、枝先に散房状花序を出す。アジサイの仲間では花の時期が遅い。

ユリ

園内いたるところでたくさん見かける。

北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどの亜熱帯から温帯、亜寒帯にかけて広く分布しており、原種は100種以上、品種は約130品種(アジア71種、北アメリカ37種、ヨーロッパ12種、ユーラシア大陸10種)を数える。

日本には15種があり7種は日本特産種。

山岳地帯を含む森林や草原に自生することが多いが、数種は湿地に自生する。

代表的な種に、ヤマユリ、オニユリ、カノコユリ、ササユリ、テッポウユリ、オトメユリなどがある。

ムクゲ

夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。

花期は7〜10月。花の大きさは径5〜10cm、花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。

白居易の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開くものもあるが、たいていはそのまま翌日も開花し続け、一重のもので2〜3日、八重の長く咲くもので2週間くらい一輪の花を楽しめる。

名前不詳。

名前不詳。

サルビア・ガラニティカ

南米のブラジルからアルゼンチン原産。
ブルー花を初夏から晩秋まで咲かせる。

寒くなると株元に越冬芽が出来る。株元保温で-8℃位まで耐える。

名前不詳。

モミジアオイ

北米原産。背丈は1.5~2mくらいで、ハイビスカスのような花を夏に咲かせる。
茎は、ほぼ直立する。

触ると白い粉が付き、木の様に硬い。
同じ科のフヨウに似るが、花弁が離れているところがフヨウと違うところ。

和名のモミジアオイは、葉がモミジのような形であることから。

コリウス

草丈30cmくらい。

葉は平滑なもの、深い切れ込みの入ったものや縮れのあるものなどがあり、葉の色はえんじ色・オレンジ・明るい黄色・サーモンピンクなど、レインボー系と呼ばれる、それらの色に緑の縁取りのついたものがポピュラーである。

観葉植物として鉢物にするが、花壇に植えることもできる。
通常は、春に種子を播いて殖やすが、さし芽もできる。

温帯では一年草として扱うが、原産地では宿根草である。
このため冬に暖かい室内などに入れておけば越冬できる。

アサガオ

日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされる。

アサガオの種の芽になる部分には下剤の作用がある成分がたくさん含まれており、漢名では「牽牛子(けんごし)」と呼ばれ、奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた。

和漢三才図会には4品種が紹介されている。

なお、遣唐使が初めてその種を持ち帰ったのは、奈良時代末期ではなく、平安時代であるとする説もある。
この場合、古く万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、本種でなく、キキョウあるいはムクゲを指しているとされる。

オミナエシにチョウが。

オミナエシ(女郎花 Patrinia scabiosifolia)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物。
秋の七草の一つ。チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。

すすきの仲間であろう、秋の到来を思わせる。

ハナトラノオは夏から秋にかけて、全国いたるところでよく見かける花。

優しいピンクの花が群れ咲く様子は、残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。

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