越中高岡に 大友家持を訪ねる 雨晴海岸

北陸

雨晴海岸は、大伴家持が訪れるたびに絶賛した場所です。
波が洗う奇岩と白砂青松が続く美しい景勝地であり、とりわけ冬の晴れの日に見られる立山連峰の雄大な眺めは絶景です。

この日は今にも降り出そうかという天候で立山連峰の眺望はあきらめていたが幽かに見えています。

馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の
清き磯廻(いそま)に 寄する波見に

馬を並べてさあ出かけようじゃないか。
渋谿(現雨晴海岸)の清らかな磯に打ち寄せているその波を見るために。

(万葉集 巻十七 三九五四)

1187年、義経一行が奥州平泉へ向かう途中に俄雨が降り出したため、弁慶が岩を持ち上げ、その陰で雨宿りをしたという伝説が残る。
「雨晴」という地名はこの伝説に由来する。

義経岩の上には義経神社が建てられており、「義経の腰掛」や「弁慶の足跡」といわれる跡が残っている。
近くの伏木には歌舞伎の「勧進帳」のモデルとなったとされる如意の渡しがある。

浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは、四季それぞれに変化し、息を呑む美しさです。

観光案内のポスター、こんな立山が撮りたいのだが現実は厳しい。

以前訪れた時も冬の気嵐は撮れたが散々でした。

念願の雨晴海岸から立山連峰を
念願だった雨晴海岸から立山連峰を撮ることができました。 写真でよく見るきれいな立 … 続きを読む →

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