竹林の中にある浄土宗の寺院は、臨済禅を学んだ独照性円禅師が正保3 (1646)年に草庵を結んだのが始まりです。
幕末の頃、近衛家の老女津崎村岡局が再建して浄土宗の寺とし、土地の子女の訓育につくしました。
一部書籍やWebサイト等で「(女性の)駆け込み寺」「想い出草は女性の想いを綴ったもの」と紹介されているが、直指庵の公式サイトではこのような事実はなく誤りとしている。
もちろん男性の拝観や「想い出草」への書き込みも可能である。
タンポポの『嵯峨野さやさや』の1番で「京都嵯峨野の直指庵 旅のノートに恋の文字」と歌われている。
隠れた秋の紅葉の名所としても知られている。
紅葉と竹 嵯峨野の直指庵
1646年(正保3)に隠元禅師の高弟独照性円禅師が草庵を結んだのが始まり。 直指 … 続きを読む →
しかし、春の直指庵も捨てがたい、いや、むしろ静かに自分に向かい合うにはざわつく秋より静かな季節が向いている。
竹と桜もいい。
でもやはりこのけしぎ合うかな。
春には椿やソメイヨシノ、枝垂桜、雪柳、本堂の庭から眺める日本石楠花。
一木に紅白の花を咲かせる桃が楽しめる。
シャクナゲもきれいでした。
大覚寺からのんびりとした風景を眺めながら訪ねるのがいいだろう。