未来への偉大な贈りもの

四国

大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年(平成10年)に開設され、運営は一般財団法人大塚美術財団。
とくしま88景に選定。

システィーナ礼拝堂天井画

バチカン市国のバチカン宮殿内に建てられたシスティーナ礼拝堂の天井に、ミケランジェロ・ブオナローティによって描かれた絵画作品。

エリュトレイアの巫女。

リビアの巫女。他の4人の巫女とともに古典文学や人文主義の啓蒙を表す。

向かって左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。

スクロヴェーニ礼拝堂

イタリアのパドヴァにある礼拝堂。
エンリコ・デッリ・スクロヴェーニが購入し、礼拝堂を建てた場所が古代ローマの競技場(アレーナ)であるアンフィテアトルム跡に隣接していることから「アレーナ礼拝堂」とも呼ばれる。

天井の青が美しい礼拝堂。

テュルプ博士の解剖学講義  レンブラント

描かれているのは、ニコラス・テュルプ博士が腕の筋肉組織を医学の専門家に説明している場面。

死体は矢作り職人アーリス・キント(Aris Kindt)のもので、その日の午前、持凶器強盗の罪で絞首刑になった。

見学者の一部は、絵に描いてもらう代金を支払った医者たち。

トビアスとその家族と別れる天使  レンブラント

トビトは貸した金を集めに息子トビアスを旅立たせる。

同行した大天使ラファエルがトビアスを呑み込もうとした魚を捕え、内臓を取っておく。

集金を終えたトビアスは肝臓とと心臓をいぶして親戚の娘サラから悪魔を払い妻とする。

家に帰り胆嚢の薬をトビトに飲ませると眼病はたちどころに治る。
大天使ラファエルは正体を明かして去る。

作者はヒュー・ゴールドウィン、「エデンの園」と題された1900年の作品。

何よりも印象的なのは公園の一郭で連れの男性に笑みを浮かべる女性の表情がなんとも素晴らしい。

我が子を食らうサトゥルヌス

サトゥルヌスは、ローマ神話の農耕神で、主神ユピテルの父。

鎌で父ウラノスを去勢させ権力を奪う。

予言で、自分と同じように、我が子に支配権を奪われると言われ、次々と我が子を食らって殺した。
ユピテルだけが、母の機転で救われる。

ユーディットとホロフェルネス

旧約聖書外伝からの主題、イスラエルの未亡人ユーディットは、敵軍アッシリアの将軍ホロフェルネスを誘惑し熟睡中にその首を切り落とし、イスラエル軍に持ち帰った。

女性の残酷さ、or 勇敢さ or 救国の女傑・・・・・

聖書外伝トビア書の、邪悪な愛と肉欲の悪魔アスモディア

赤いマントの女性アスモディアが男性を魔女の夜宴へ連れ去るという話なのだが、描かれている情景は少し違う。

読書(解読)

読書とは軽すぎる題である。
重要な情報が書かれているのは明らか。

食事をする二老人

エリザベート=ルイーズ作「画家と娘」

ヘラクレスとオンファレ

オンファレは、夫亡き後、女王として気丈にリュディアを統治していた。
3年間の奉公のあいだ、力自慢のヘラクレスは、例によって盗賊や猛獣、近隣の残虐な王らを倒して、オンファレに奉仕する。
 
が、その一方で、女王に見事制圧されてしまったヘラクレス。

彼から奪い取った獅子の毛皮を纏い、棍棒を手にして命令する女王の前に、ヘラクレスのほうは従順に従い、女装して糸を紡ぎまでした。
なんという情けなさ、軟弱さ。

ジョン・エヴァレット・ミレーのオフィーリア

この絵はちょうどオフィーリアが溺れる前、歌いながら川に浮かんでいる姿を描いている。
このシーンは『ハムレット』第4幕第7場で王妃ガートルードのせりふの中で表されている。

描かれたエピソードは舞台上では見られず、ガートルードのせりふにのみ存在する。

牛乳を注ぐ女 フェルメール

青いターバンの少女 フェルメール

関連記事


≪バスツアー/テーマのある旅特集≫クラブツーリズムお勧めツアーこちら!

大塚国際美術館へのアクセス、行き方歩き方

大塚国際美術館公式サイト

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦

①大阪・なんばから、大塚美術館への直通バスがあります。
岸和田観光バスの <鳴門うずしおルート>

②高速バスで鳴門まで行き、路線バスに乗り換えて美術館へ行くルート。

③JRで兵庫県舞子まで行き、そこから高速バスに乗るコース。