高さ約110mの断崖から幅20mで豪快に落下する、西日本有数の規模を誇る名瀑。両岸の深く茂った樹木が紅葉する秋の景色は格別だ。
「日本百景」「日本の滝百選」に選ばれている。
休憩所辺りから見る神庭の滝
1958年1月に、大阪大学文学部心理学研究室が、岡山県真庭郡勝山町(現在、真庭市)と協力して、同町の神庭の滝周辺に生息する野生ニホンザルの餌付けに着手しました。
滝公園には餌づけされた野猿約180匹が観光客を迎えてくれます
落差は110メートルで西日本最大級。上部に落差の小さい滝がある段瀑である。
しかし上段部は登らないと目にすることは出来ない。
秋には紅葉が美しい。
周囲の地質は石灰岩で、近くに「鬼の穴」という鍾乳洞も見られる。
旭川の支流で星山(1,030m)を源流とする神庭川水域にあり、まるで白布をまとったようにも見える水しぶきは神秘的な美しさです。
滝の中央には黒い岩が突起し、落下する水しぶきに逆らってのぼる鯉に似ていることから「鯉岩」と呼ばれています
玉垂の滝
滝の上部はなだらかな斜面を滑るように落ちる水の流れ。
草葺き屋根から雨のしずくが落ちる姿に似ている。
かなり水量が乏しいので、苔むした岩肌が光って見えます。
この斜面の最も下は、川に浸食されたのか、えぐれていて、この縁の部分から玉のような水滴がぽたぽたと落ちています。
何とも風情があります。
滔々の滝
落差7m。小さいながらも水量の豊かな段瀑です。
この滝は日本の滝100選の「神庭の滝」の下流にある滝で、公園内の駐車場脇から見ることができます。
広大な渓谷内には種々の樹木が茂り、四季を通じて美しい景観を楽しむことができます。
カエデやカツラなどの紅葉が織りなす秋の風景は秀逸です。
神庭川
野猿供養塚
神庭の滝への行き方歩き方
■お問い合せ先
真庭市役所
〒717-0013
岡山県真庭市勝山53-1
TEL:0867-44-2611
アクセス方法
◆自家用車
米子自動車道久世I.Cから約30分
米子自動車道湯原I.Cから約30分
◆JR
中国勝山駅からタクシー10分(約5km)
駐車場:普通車94台(無料)