陰影の美しい町屋空間 ならまち「にぎわいの家」

奈良県


大正時代、古美術商の大隅家が所有していた「奈良町にぎわいの家」。

約704平方メートルの敷地内には、大正6年に建てられた木造2階建ての「主屋」や「離れ」、江戸時代後期の建築と推定される「蔵」がある。

玄関を入ると吹き抜けの青空。

暖簾に優しくひかりがさす。

建物の南側、通り庭の部分。天井が高く、広々としています。

この下にはかまどがあり、お料理にも使えるように修復されている。

壁は煤で黒く汚れ生活感漂う。

縁側からさすひかりがやさしい。

三つの座敷が続く、趣それぞれ。

廊下に差し込むひかり。

ひだまりでのんびり庭を眺めるのもいいかも。

花頭窓のある座敷。

邸は間口が狭く奥に長い、長い座敷に沿って庭があり、やさしくひかりがさす。

障子を照らすひかり。

格子にフィルターがかけられたよう。

厨子(ずし)2階、天上の低さが落ち着く、奥に茶室の躙り口のような部分が。

奥は展示スペース、「かのえさるはよあかし」三好剛生氏の作品が展示されている。

にぎわいの家へのアクセス、行き方歩き方

にぎわいの家公式サイト

奈良市中新屋町5
0742-20-1917

近鉄奈良駅から徒歩約13分
JR奈良駅から徒歩約20分
近鉄奈良駅、JR奈良駅より市内循環バス約15分『田中町』下車徒歩5分