城南宮は白河天皇が鳥羽離宮(城南離宮)を造営してからはその一部となり、代々の天皇や上皇の行幸がしばしばあった。
また後代になると京都御所の裏鬼門を守る神となったことから貴族の方違の宿所となり、方除けや厄除けの神としても信仰されるようになった。
応仁の乱などの戦乱で荒廃したが、江戸時代になって復興された。
東鳥居をくぐると早速、満開の枝垂れ梅がお出迎え。
しだれ梅(枝垂れ梅)は、バラ目バラ科サクラ属の落葉高木でウメ(梅)の一品種。
枝にたくさんの濃桃色の八重の小花を咲かせ、枝が垂れているようになっているのが特長です。
今日は冷たい雨が降っています、雨に濡れた梅もきれいです。
傘と梅のコラボも見事。
眼前に広がる満開の梅、甘い香りが一面に広がる。
「春の山」に咲くしだれ梅が咲き誇る様子は、すだれのように遠くにいる人を霞んで見せます。
春には曲水の宴が催される「平安の庭」
白河上皇はこの地に城南離宮を築く際に、『源氏物語』に描かれた光源氏の大邸宅の六條院をモデルにしたと言われています。
そのためか、神苑内には「源氏物語」に登場するほとんど全ての植物(100余種)が植栽されています。
花を愛でながら平安時代に思いを馳せることができます。
庭に数多く咲くこれらの花の横には、和歌を添えて解説が書かれています。
この解説を見て歩くだけでも楽しい。
花が咲いている時期であればなお趣が深い。
以前の取材記事です。
城南宮 曲水の宴
アセビ(馬酔木)も雨に打たれながら咲いている。
馬酔木の名は、「馬」が葉を食べれば毒に当たり、「酔」うが如くにふらつくようになる「木」という所から付いた名前であるとされる。
雨足が少し強くなったようです。
楽水軒のガラス戸に梅。
天満宮の鳥居と八代をバックに紅白の梅。
一月には悪病退散、満願成就を祈る湯立て神事が行われる。
城南宮で湯立神楽
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城南宮へのアクセス、行き方歩き方
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FAX 075(611)0785
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