軽井沢をシリーズ展開中だが、季節の話題をひとつ。
奈良に初秋の花をたずねた、コスモス、ヒガンバナ、ハギと、期待は大きいのだが当日の奈良市内は大渋滞で予定が大幅にくるってしまった。
先ずコスモス寺として名高い般若寺を訪問、予想以上に草丈が伸びている。
石仏とのコラボを楽しむつもりが、草丈が伸びすぎ今一。
しかし、心を和ませる効果は十分だ。
原産地はメキシコ、イタリアの芸術家が1876年頃にメキシコから日本に持ち込んだのが最初との説がある。
花言葉は少女の純真、真心。
境内では紫苑(シオン)がはばを利かせる。
紫苑は、キク科の多年草で、薄紫色の小花がとても可愛い花。
別名はオニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)。
その花の色から紫苑という色名の語源となった。
花言葉は「君の事を忘れない」・「遠方にある人を思う」。
ヒガンバナはそろそろ盛りを過ぎるころ。
花は大きく目立ち、蜜腺もあり、アゲハ蝶など様々な昆虫が集まってくる。
彼らに受粉を頼んで実を結ぶ必要なんてないのに、なぜ。
ヒガンバナに集まってくる蝶,何故かアゲハ蝶が多いのも不思議。
花の形が燃え盛る炎のように見えることから、家に持って帰ると火事になるという迷信もある。
鱗茎はデンプンに富む。
有毒成分であるリコリンは水溶性で、長時間水に曝せば無害化が可能であるため、救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされたこともあ。
花言葉は「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」
水彩画効果を狙うが・・・・・
百毫寺まで足を延ばすつもりが大渋滞に会いあえなく予定変更。
新薬師寺にハギを訪ねるも花は全くなし、なぜ?!
元興寺までかえりやっとハギに巡り合える。
ハギは秋の七草のひとつ、花期は7月から10月。
古くから日本人に親しまれ、『万葉集』で最もよく詠まれる花でもある。
「高円(たかまど)の
野べの秋萩 この頃の
暁(あかつき)露(つゆ)に
咲きにけるかも」
万葉集 大伴家持