高野川を渡る、両岸の紅葉がきれいです、サギの姿がなぜか寒そう。
瑠璃光院に向かう、門前は長蛇の列、1時間半待ちとか、おまけに拝観料2,000円也、これはもう常識外。
早々に引き揚げ蓮華寺へ、創建当時の山門が今日も残されている。
山門を入ると庫裏まで延びる石畳の参道が目に入ってくる、きれいな紅葉のお出迎えです。
鐘楼、桧皮葺・宝形の屋根と格子状の側面をもつ、禅風の様式による建築物。
釣鐘には「黄檗二世 木庵瑫山僧」の銘が刻まれており、宇治萬福寺と同じ形式。
寺だけど何故か鳥居、イチョウの散り葉がきれい。
参道右手にある土蔵(非公開)。
1872年(明治5年)の学制まで、男女共学の寺子屋の教場として使われていた形跡が残されている。
庭園は浄土宗的な形式に従い、池の対岸に浄土を描く形をとっている。
こうした浄土宗的な庭園は池の周囲を巡り歩くことを想定して作庭されることから池泉回遊式と呼ばれるが、蓮華寺の庭園は規模も小さく、書院からの鑑賞を旨とした池泉鑑賞式の庭園。
心休まる空間、皆さんのんびりと紅葉を楽しむ。
蓮華寺は鴨川源流のひとつの高野川のほとり、かつての鯖街道(現・国道367号線)の京都口の傍ら、上高野の地にある。
江戸初期の寛文年間(1661-73)加賀藩の家老今枝近義が洛中から移し再興。
頭に落ち葉を乗せたお地蔵さん、撮影していたら怒られてしまった、ここは庭園通路での撮影は禁止されており、見つかると厳しくしかられる。
本堂前に六角形急勾配の笠をつけた蓮華寺型石灯籠があり、茶人の間で有名。
散りモミジ一葉。
クモの巣に架かる紅葉、クモの巣も写っています。
書院東縁のつくばい、バックは真っ赤な紅葉。
蹲踞横にセンリョウ。
何故か白ナンテンをよく見かける。
枝に架かるモミジ一葉。
イチョウの散り葉もきれいだが一葉だけのイチョウもいい。
蓮華寺へのアクセス、行き方歩き方
京都市左京区上高野八幡町1
電話 075-781-3494
叡山電車 三宅八幡下車 徒歩約10分
京都バス 上橋下車 徒歩約1分
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