西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)は、標高70メートル程度の洪積層の丘陵上に形成されている日本最大級の古墳群。
3世紀前半~3世紀半ばから7世紀前半にかけてのものと推定されている。
現在、高塚墳311基が現存し、その内訳は前方後円墳31基、方墳1基、円墳279基であるが、他に横穴墓が10基、南九州特有の地下式横穴墓が12基確認されている。
丁度コスモスが終わり菜の花の植え付けを待っています。
以前に訪れた際の記事です、この時は桜は終末期を迎えていましたが菜の花がきれいでした。
西都原古墳群の桜と菜の花・・・・・・続きを読む
第五集団
台地のほぼ中央に位置する、古墳群内唯一の横穴式石室墓「鬼の窟古墳(206号墳)」とその周辺の3基。
鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)は西都原古墳群内で唯一、埋葬施設に横穴式石室を採用している古墳。
鬼が一夜で造りあげたとする伝説が残ることが名の由来となっている。
石室入り口付近に生えていた楠により石室崩壊の危機にあったため、解体修復作業が行われ、その際同時に発掘調査が実施された。
石室内の水を排出するための暗渠の存在や土塁が完全に古墳を一周していたこと、追葬が行われていたことなどが明らかとなった。
古墳の周囲に土塁を巡らしているのは中華人民共和国・朝鮮半島ではよく見られるが、国内では石舞台古墳が類似するのみで、関係が注目される。
早植えの菜の花。
第2古墳群
東側に位置し、39基の古墳が確認されています。
発掘調査の結果、第2古墳群は3世紀半ばから4世紀にかけて81号墳→91号墳→100号墳→92号墳→95号墳→90号墳→99号墳→83号墳→109号墳の順で前方後円墳が作られたと思われます。
また、2005年の発掘調査により、西都原古墳群では初めてとなる「土器棺」と思われる壺の上面が発見された。
西都原古墳群の中で最も古い3世紀半ば頃から3世紀末葉頃の古墳とされる。
人が群れているのが第81号古墳。
とにかく広い、東西2.6km、南北4.2km(東京ドームの約230倍の面積)の台地上に300基以上もの古墳が点在し、そのほとんどはいまだ発掘されないまま、自然の状態で保存されています。
ちらほらと秋の風情も感じられた。
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西都原古墳群へのアクセス、行き方歩き方
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