柳生の里散策

奈良県


市内の中心部からバスで約50分、散策の出発点「柳生バス停」を目指す。

出発時はバスは満員、大半が途中の円成寺で降りる。

新緑の円成寺
奈良市街東方の柳生街道沿いに位置する古寺で、仏師・運慶のもっとも初期の作品である … 続きを読む →

柳生の里を何回かに分けて紹介します。

中央にある枯れた木が十兵衛杉。

墓地の最上部に在る巨大な杉で、真っ直ぐに天を衝き四方に雄大な枝を広げています。
昭和48年の夏、二度の落雷により枯れてしまいました。

 樹齢は350年ほど
 幹周りは目通り約4m

この杉は、柳生十兵衛三巖が三代将軍家光の内命を受け、柳生村を出立する時、先祖の墓所である中宮寺に、一本の杉の若木を植えたと伝えられます

柳の森は、柳生の地名の元になった場所で、大昔、ここに誰かが杖を立てておいたところ、やがてそれが柳の大木となりそこから柳生という地名になったという伝説の場所で、「柳の森」と呼ばれるようになりました。

「柳生」は大化の改新の頃には「楊生郷」という字が使われていましたが、南北朝時代に後醍醐天皇に味方して敗れ、建武の中興で復活して、以降、「楊生」から「柳生」に変わったと考えられています。

柳生の里は今田植えの真っ最中、まばゆいばかりの新緑です。

“柳生新陰流”で知られる剣豪・柳生の里は奈良市の東北部にあり自然豊かな里です。

柳生石舟齋宗厳(やぎゅうせきしゅうさいむねよし)が徳川家康に無刀取りを披露し、将軍家の兵法指南役として仕えた。

柳生陣屋跡近くにある花しょうぶ園は、1万m2の広大な土地に期間限定でしょうぶ園が開かれます。

約80万本460品種のしょうぶがあり、一面の緑の中に青や紫、白や黄のしょうぶやあじさいが咲き乱れ観光客の目を楽しませています。
開園/6月上旬~下旬

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