東福寺塔頭 光明院に「波心庭」を訪ねる

京都府

東福寺塔頭。
1391年(明徳2)金山明昶の開創。

方丈前の庭園、波心の庭を訪れる。

池泉式の枯山水で、州浜型の枯池に三尊石組を配し、背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込み、雲の上に茶亭蘿月(らげつ)庵があり、月が昇る姿を形どる。

「羅月庵」は、「雲ハ嶺上ニ生ズルコトナク、月ハ波心ニ落ツルコト有り」という禅語による作り。

室内にある窓、壁、障子に描かれた丸い円は、月を表し、「波心庭」から「羅月庵」を眺めると、東の空に月が昇る様子を楽しむことができるそうです。

光明院の「波心庭」は、苔と砂の枯山水庭園ですが、砂に水が引かれていてとても神秘的な庭園です。

やはり光明院は紅葉です。
以前、紅葉の時期に訪れた記事があります。

秋の紅葉めぐり 東福寺塔頭 光明院 どうぞご覧ください。
通天橋の混雑を尻目にゆったりと紅葉が楽しめます。

玄関土間モミジの文様、素敵なアイデアですね。

モミジを埋め込んで型をとったそうです。

朝からの雨も上がり、沈む夕日と空のグラデーションが何とも言えずきれいです。

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光明院へのアクセス、行き方歩き方

住所:東山区本町15丁目809
電話:075-561-7317

JR/京阪電車 東福寺下車 徒歩約10分 市バス/京阪バス 東福寺下車 徒歩約10分 京阪電車 鳥羽街道駅下車 徒歩約5分