明治40年に鐘紡の中興の祖と言われ、衆議院議員として活躍した武藤山治が舞子海岸に建てた住宅を再現した西洋館。
オリジナルの建物は洋館に和館がくっついた和洋折衷の建物だったが、今の場所には洋館のみ移築されている。
ちなみに、当時、住人は普段は和館に住んでいて、来客時に洋館を使用していたという。
建造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は当初のものが使われている。
平成7年、幸いにも阪神大震災に解体中であったため、ステンドグラス・窓ガラス・暖炉・家具なども当時のものがそのまま残っている。
窓からは、明石海峡大橋や淡路島の美しい景色が楽しめます。
手を触れないでとかの注意書きがやたらと多い中では、それらの表示もほとんどなく気持ちよく見学できる。
関連記事