旧開智学校(きゅうかいちがっこう)は、長野県松本市にあった旧制小学校で、日本で最も古い小学校のひとつ。
あかの街備中吹屋で紹介した「高梁市立吹屋小学校」で2012.3.20卒業式と閉校式が行われた。
岡山県にはもう一つ有名な古い学校がある旧遷喬小学校 迎賓館を思わせる明治のモダンな校舎。
松本神社(まつもとじんじゃ)は、長野県松本市丸の内にあり、松本城の北隣に鎮座する神社。
地元では「ごしゃ(五社)」と呼ばれている。
御神木の大欅は境内の外、道路の中央分離帯上にある。
現在の開智小学校と左手奥に見えるのが旧開智学校。
1873年(明治6年)に第二大学区筑摩県管下 第一中学区 第一番小学 開智学校 として開校。
1965年(昭和40年)からは明治時代の教育資料を展示した博物館になっており、当時使われていた机(二人掛けで、天板が開く)や筆記用具(チョークと黒板消し)などが展示してある。
もとは廃仏毀釈で廃寺となった松本藩主戸田氏の菩提寺・全久院の跡地に開校し、女鳥羽川南岸に移ったが、昭和期に使われなくなると信州大学付属病院跡地であった現在の場所に移築された。国の重要文化財に指定されている。
紅葉の中に中央の八角塔が高くそびえ立ち、各窓に舶来のギヤマンが取り付けられている。
当時の授業で使っていた机や椅子、ノート代わりの小型黒板など昔の日本の学校を見ることができます。
照明もモダンなものが使われています。
螺旋階段はこの時期のモダンの象徴だったのかも、旧遷喬小学校でも見られる。
教室の隅のだるまストーブがなんとも懐かしい。
左手には謄写版も見える。
講堂。
隣の旧司祭館1階のベランダ。
長野県内に現存する最古の西洋館で、アーリーアメリカン風建築。
設計者は最初の居住者でもある松本カトリック教会のクレマン神父。
1889年に宣教師用住居として松本城下・地蔵清水町の武家屋敷跡地に建設され、その後松本市へ寄贈。
1991年に現在の旧開智学校の隣地に移設、保存処置が講じられている。
松本市中央図書館、満艦飾の紅葉の中に望郷の像。
旧開智学校へのアクセス、行き方歩き方
住所:〒390-0876 長野県松本市開智2-4-12
TEL:0263-32-5725 FAX:0263-32-5729 旧開智学校管理事務所
自動車利用:松本ICから 4km 15分
鉄道利用:JR中央本線松本駅下車 バス 12分
鉄道利用:JR中央本線松本駅下車 →徒歩 25分