日本一の水路橋 通潤橋

なお通潤橋を含む通潤用水は日本を代表する用水のひとつとして農林水産省の疏水百選に選定され、橋と白糸台地一帯の棚田景観は、通潤用水と白糸台地の棚田景観の名称で国の重要文化的景観として選定されている。

通潤橋は以前にも訪れたことがあり、その時の記事はこちらにあります。秋の九州爽やかウォーキング 高千穂峡から通潤橋へ

観光放水は、農業・水路等に支障がない、土日・祝日の正午から観光用に行うもので観覧は無料です。

予約放水は有料で、1回のみ、1回10,000円となります。
今回は撮影用に予約してあり、午後3時放水予定で係の人が橋上に待機しています。

放水の開始です、放水時間は約15分、その間に撮影者に迷惑のかからないように移動して構図を決めなければなりません。
小生は左側の山すそを登り大回りして通潤橋上部へ。

高さは20.2mの通潤橋上部の画像。
橋の上部にサイフォンの原理を応用した3本の石の通水管が敷設され、今でも周辺の田畑を潤しています。

橋の長さは75.6m、通水管に詰まった堆積物を取り除くため行われていた放水も、今では観光放水として行われることが多くなってきており、迫力ある風景を間近にできる観光地となっています。

高さ20.2mからの放水は迫力満点です。
殆どの人が橋の上流側からの撮影だったようです。

15分のドラマが終了しました。

水の便が悪く水不足に悩んでいた白糸台地に住む民衆を救うため、江戸時代、時の惣庄屋「布田保之助(ふたやすのすけ)」が、1854年に”肥後の石工”たちの持つ技術を用いて建設した石橋。

日本最大級の石造りアーチ水路橋で、国の重要文化財に指定(昭和35年)されています。
長さは75.6m、高さは20.2m。橋の上部にサイフォンの原理を応用した3本の石の通水管が敷設され、今でも周辺の田畑を潤しています。

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通潤橋へのアクセス、行き方歩き方

住所:熊本県上益城郡山都町長原
電話:0967-72-1158(山都町商工観光課)

JR熊本駅から徒歩2分の熊本駅前電停→熊本市電健軍町行きで10分、辛島町電停下車、徒歩3分の熊本交通センターから熊本バス通潤山荘行きに乗り換え1時間30分、バス停:通潤橋前下車

九州道御船ICから国道445号経由30km40分