明暗寺(みょうあんじ)は、京都市東山区にある普化正宗総本山の寺院。
山号は虚霊山。
本尊は虚竹禅師像。
尺八根本道場。
時代劇でよく虚無僧が「明暗」という文字を掲げた偈箱を着けており、一見宗教的な意味を持っているように見えるが、実際は「私は明暗寺の所属である」という程度の意味である。
お経を唱えるかわりに、尺八を吹くことを修行としました。
これを吹禅(すいぜん)と呼びます(「座禅」の対語)。
山門内に枯山水式庭園の前庭がある。
木立の間の庭面を苔が覆う。
苔地に水盤、石碑、燈籠などが置かれている。
苔は白緑色のアラハシラガゴケで、シラガゴケ科の粗葉白髪苔(あらはしらがごけ)とも呼ばれる。
苔が銀色に輝いて見える。
アラハシラガゴケは日本各地に分布。
園芸ではホソバオキナゴケとともに山苔と呼ばれ、土壌改良材用土として粉砕、乾燥して販売されている。
盆栽などの下草にはホソバオキナゴケが使われていた。
近年入手が難しくなり、その代用として扱われるようにり、山苔というとアラハシラガゴケを意味する事が多い。
本堂。
庭にあった石、人の渋面を思わせ趣がある。
通りは石垣が多くそれぞれ美しい。
これまでは、最も早く石垣が導入されたのは、1563年(永禄6年)に「織田信長」が築城した「小牧山城」と考えられてきましたが、最新の発掘では、小牧山城より3年早く建てられた「飯盛城」:現在の大阪府大東市、及び四条畷市の境に存在したことが分かっています。
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