宇賀渓(うがけい)は三重県いなべ市(旧員弁郡大安町)大安町石榑南の宇賀川(員弁川支流)にある渓谷。
鈴鹿国定公園の一角に位置する。
鈴鹿山脈の竜ヶ岳から流れ出る宇賀川の下刻作用によって、一帯の花崗岩が浸食されできたものであり、無数の瀑布と深淵がる。
魚止滝をハイライトに、燕滝、長尾滝、御所滝、昇竜洞などの名所があり、滝巡りが人気を集めている。
また、河岸には地元の森林所有者・七大字森林組合が管理する宇賀渓キャンプ場があり、ハイキングコースも多く設置されている。
数ある鈴鹿山脈の渓谷の中でも特に規模が大きく、見応えがあることで、一帯の中でも景観は随一と称えられている。
観光案内書を出発、滝を目指す。
北谷大吊橋から河原に降りると御所滝は正面に見える。
一度に10人以上渡らないでと注意書きが。
最初に現れるのは河原で直に火を焚ける自由テント村というキャンプサイト。
その奥に御所滝が見えています。
滝の全面まで来るとオゾンがいっぱいで気持ちいい。
2段からなる御所滝は上段の滝が奥の林の中に隠れ、下段の滝が日当たりの良い全面に出っ張り 造形の面白さを示している。
高さは13mで水量はやや乏しいが、宇賀渓を代表する滝の 一つになっている。
魚止滝を目指して登山道を進む。
御所滝から25分から30分かかります。
途中に名古屋大学理学部宇賀渓地殻活動観測点があった。
案内所より、約700mの湧水「竜の雫」
「竜の雫」は山からの湧水。
2013年3月の水質検査で良好でした。
美味しく飲むことができます。
白龍吊橋は、ホタガ谷登山道(裏道)の分岐から魚止滝方面に向かって歩いていくと直ぐ現れる銀色に塗られた吊橋です。
右手奥に「白滝」が見えています。
大きな石が転がる河原を進みます。
魚止滝は落差7m程の、迫力のある滝です。
エメラルドグリーンの広く深い滝壷が美しい。
滝壺で水に入り楽しむアベック、気持ちよさそうだ。
川下に目をやると先ほど渡った橋が見えます。
渡っているのは今回のツアーのディレクター。
滝はまだまだ燕滝、長尾滝、御所滝、昇竜洞と続きますが今回はここまで。
宇賀渓散策MAP
宇賀渓へのアクセス、行き方歩き方
住所:三重県いなべ市大安町(だいあんちょう) 石榑(いしぐれ)南2999-5
電話:0594-78-3737 宇賀渓キャンプ場案内所
三岐鉄道大安駅からバス20分 バスは、7/20~8/20の土・日・祝のみ運行
東名阪自動車道・桑名IC下車421号線経由約40分