四季の風情を見せる庭園が美しい 真田邸

甲信越

真田邸(新御殿跡)は9代藩主真田幸教が、母・貞松院のため建てた城外御殿で、後には幸教の隠居所として使われた。
明治維新後は、真田家の別邸となりました。

1981年に松代城と一体のものとして国の史跡に指定された。
昭和41年(1966)、真田家より当時の松代町(現・長野市松代町)に譲渡されました

真田邸をめぐる外壁。
とてもいい雰囲気です。

「水心秋月亭」と名付けた庭園は小堀遠州の流れをくんでいるといわれています。
春はしだれ桜が咲き乱れます。

池を中心に、その億(南東)の低い築山に三尊石を配した、いわゆる池泉庭園です。
四季折々に姿を変え、訪れる人を楽しませる。

松代の山々を借景とする座観式庭園。
手前が公的行事に使われた「表座敷」その億、人の立っているところが主人のくつろぎのための部屋「御居間」

部屋数は53室にも及び、京都の公卿の庭園に模して造られた名庭には心字池がある。

モミジの赤が鮮やかで何とも言えずきれいでした。

敷地約8000平方m、長土塀や屋敷門、長屋、土蔵など、大名屋敷の様子を今に伝える。

池の向こうに見えているのは「御役所」
当初は無く、慶応2年(1866)に増築された部分。
新御殿の事務仕事をする藩士が詰めていた。

鎮守

物見は、新御殿跡の北東に位置する。
現在あるものは、松代藩9代藩主・真田幸教の実母、順操院の住居として、文久3年(1863)に建てられたことが判明している。

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真田邸へのアクセス、行き方歩き方

所在地:〒381-1231 長野県長野市松代町松代1
お問い合せ:026−215−6702

バス:長野駅から松代行き30分、松代駅下車徒歩5分