高山植物室、この時期ずっと居続けたくなる、室温が25゜C いかに保たれているのです。
ハエトリグサ(蠅捕草、Dionaea muscipula)は、北アメリカ原産の食虫植物。別名、ハエトリソウ、ハエジゴク。
葉を素早く閉じて獲物を捕食する姿が特徴的で、ウツボカズラと並ぶ有名な食虫植物。
サスマタモウセンゴケは細かな毛に覆われた細い葉の先が二股に分かれ、防犯グッズのサスマタ(刺又、刺股、刺叉)にそっくりな形をしています。
サクラソウ科 (Primulaceae) は北半球の暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物の科。
世界に28属約1000種があり、日本には9属 には9属。
サクラソウの仲間
ヤマシャクヤク
和名の由来は、山地帯に生え全体がシャクヤクに似ていることによる。
レンゲショウマ
花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた。
花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は二-四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。
コマクサ
美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれている。
和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来する。
ミヤマオダマキ
和名の由来は、苧環(おだまき)という紡いだカラムシ(苧)や麻糸を丸く巻く道具が花の形に似ていて、深山に咲くことから付けられた。
マツムラソウ
日本では、西表島と石垣島に分布し、常緑広葉樹林中の川沿いの水がしたたり落ちるような湿った崖面にまれに生育する。
自生地は、西表島の3河川で数か所、石垣島では1か所知られているが、各地とも個体数が極めて少ない。
減少の要因として、園芸用の採集があげられるが、そもそも自生する場所と個体数が少ない。
日本の中部地方以北・北海道、千島列島、ロシア連邦のサハリン州、カムチャツカ半島、ウスリー地方、北アメリカ北西部に分布。高山帯の草地に生える。
本州では、東北地方の月山、飯豊山、中部地方に分布し、分布の西限地は白山で、室堂周辺などに大量に群生しているのが見られる。
石川県の「郷土の花」である(「県花」ではない。)。
花言葉は「恋」「呪い」。
武将の佐々成政にシェイクスピアの『オセロ』に似た、側室の早百合姫の「黒百合伝説」が富山にあり、明治になり金沢出身の作家泉鏡花が『黒百合』という小説を書いている。
川端康成は小説『山の音』の「春の鐘」の章の中で、黒百合の匂いを「いやな女の、生臭い匂いだな」と表現してい。
チシマルリオダマキ
色合いも姿もミヤマオダマキに良く似ている
千島を原産とする花と思われるが間違いなく姉妹種であろう。
コウライウスユキソウ(高麗薄雪草)は、朝鮮半島の雪岳山に産するという高山植物。
日本に自生するウスユキソウの仲間。
見たところ、エーデルワイスに似ていますが、微妙に違います。
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