原生林に囲まれた四十八滝をめぐる  赤目四十八滝

近畿

美しい滝が続く渓流はのんびり歩ける散策路
奈良と三重の県境を東西に流れる滝川。
その上流約4キロメートルにわたって続く渓流に点在するのが、「日本の滝百選」にも選ばれた赤目四十八滝。

【花の見所】
紅葉11月中旬~11月下旬。
楓の朱色のなかに山桜、カシワ、ブナなどの黄色が交じる。
秋の絵巻きのなかにいくつもの滝が点在し、水をくぐる紅葉黄葉も美しい。
11月第2日曜には紅葉野点茶会が行われる。

新緑に覆われる夏の赤目も素晴らしいが、山を真っ赤に染め上げる紅葉の季節が特に美しい。

ただし手軽に楽しめる景勝地だけに、シーズンの休日はまるで繁華街。
静かに散策を楽しむなら、この季節は平日がおすすめ。

滝で修業中の役行者の前に赤目の牛に乗った不動明王が現れ、その霊示によって創建されたと伝えられるのが、赤目滝バス停近くにある延寿院。
境内には樹齢300年の枝垂桜や重要文化財の石灯籠がある。

鈴の落ちる様子が千手観音にたとえられたという千手滝

一条の布を垂らしたような優美な姿を見せる布曳滝

陰陽滝 滝の大小あわせて10番目に当たる滝。

七種類の植物が自生する七色岩

赤目五瀑の最後の一つ琵琶滝。高さ15メートル、深い蒼色の滝壺は深さ10メートル

赤目四十八滝のシンボルともいえる荷担滝

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赤目四十八滝への行き方・歩き方

問い合わせ先 :赤目四十八滝渓谷保勝会
名張市赤目町長坂
TEL:0595-63-3004   
FAX:0595-63-8400

交通機関
赤目口駅→三重交通バス10分赤目滝下車徒歩約5分
大阪方面から名阪国道針ICより約20km 名古屋方面から名阪国道上野ICより約25km
駐車場 1000台