ゴールデンウィークの休日北野界隈の散策です。
今日は北野坂を中心に行事が行われており、ループバスも渋滞に巻き込まれています。
仕方なく三宮から徒歩、北野遊歩道、石畳の小径と辿ります。
歩道のポールには異人館のデザイン。
腕利きのブレンダーが世界でただ1つの香りを調合してくれます。
自分だけの時間に帰ったとき、本当の自分の香りに会える。
ウィーン・オーストラリアの家。
作曲家モーツアルトをテーマにオーストリアの文化などを紹介している。
館内は19世紀後半の貴族の家を再現し、女帝マリア・テレジアの肖像やロココ調の衣装などを展示。
当時の宮廷文化の様子が見えてくる。
また、作曲に使われたピアノなどの複製品(フォルテ・ピアノ)や直筆の楽譜、手紙などのザルツブルグのモーツアルトミュージアムから寄贈されたマニア必見の品々が展示されている。
風見鶏の館 (旧トーマス住宅)
明治42年(1910)、ドイツ人貿易商ゴッドフリート・トーマス氏が自邸として建てた建物。
北野・山本地区に現存する異人館の中で、レンガの外壁の建物としては唯一のもので、その色鮮やかなレンガの外壁と尖塔の風見鶏は北野異人館のシンボルとして欠かせない存在になっています。
神戸の繁華街の三宮、元町から北に向かって山手地域は古くから外国の領事館があったり、外国人が多く住みついている住宅地域でした。
1977年にNHKの朝のテレビ小説「風見鶏」がきっかけになって、お洒落な店が並ぶようになり、ジャズを聴かせるライブハウスの看板も見られるようになりました。
北野町広場にあるジャズマンの像。
そう、神戸は日本におけるジャズ発祥の地とされます。
北野町広場では様々なパフォーマンスが繰り広げられ、観光客を喜ばす。
足元もユニークだね。
観光案内所2Fのレストランでお昼をいただきながらパフォーマンス見物。
北野坂では車両を締め出してゴールデンウィークのパフォーマンスが行われている。
そしてジャズも。
このストリ-トの石畳の歩道には<Kobe Jazz Street>のプレートが8枚、しっかりとはめ込まれています。
見知らぬ旅人にも<ジャズストリート>の本家本元はここにありと静かに足元から告げているように・・・。
神戸ジャズストリートは1923年(大正12年)4月、日本で初めてのプロのジャズバンド「井田一郎とラッフィング・スターズ」が神戸で結成されてから60年目の前年にあたる1981年(昭和56年)に、第1回が開催された。
以降毎年、国内外のアーティストを招いて、三宮・北野坂・トアロード周辺のパブ、教会、ホテル、会館等で行われている。
ところで北野町広場で珍しい木を見つけたので紹介しておく。
カラタネオガタマ(唐種招霊、学名Michelia figo)、モクレン科の常緑樹。
別名トウオガタマ(唐招霊)。
中国原産で江戸時代に渡来した常緑小高木。
暖かい地方の神社の境内や庭木などで植えられている。
樹高は3~5m。花期は5~6月頃で、バナナのような強い甘い香りがある。
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