雪の兼六園が撮りたいなという漠然とした願望を持ち続けていたが、雪とライトアップと我がスケジュールがなかなか合わず数年がたってしまったが、今回、降雪の天気予報を見つけ旅に出た。
堅田の辺りで線路に積雪を見る、高島の辺りからづっと雪、期待を抱かせる。
しかし、金沢は雪なしです。
当てが外れてしまいました、ま、自然現象だから仕方ないか。
特に雪に備えて行われる雪吊は冬の風物詩として情緒を添える。
兼六園17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園。
広さは約11.7ヘクタール。岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つに数えられる。
七福神山、雁行橋の辺りは特に美しい。
ここから見る日の出もきれいでした。
三日間金沢に居続けて市内をたっぷりと放浪してきたので順次折に触れて紹介していきます。
雁行橋(がんこうばし)(かりがねばし)
11枚の赤戸室石を使用し、雁が夕空に列をなして飛んでいく様をかたどった「雁行橋」。
石の一枚一枚が亀の甲の形をしていることから「亀甲橋」とも言われ、この橋を渡ると長生きするとされてきましたが、現在は石の磨耗が著しいため、通行できなくなっています。
遠景に雪をいただいた山が見える、富山の辺りだろうか、うらやましい。
徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園を代表する景観だが、やはり雪が欲しい。
徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。
この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出します。
なお、現在の灯籠は2代目で初代は公園管理事務所にあるそうです。
通常灯籠の足は左右均等であるはずで、現在のように不均等なのは、明治の初めに兼六公園として無料開放されていたとき倒され、片足壊れてしまったと言うことです。
この画像はは石川県立歴史博物館所蔵の兼六園絵巻の徽軫灯籠の部分です。
両足揃っていて、優美だと思いますけどね。
過去の兼六園訪問記です。
兼六園逍遥
月見のおわらのかえり、金沢の街を歩き回った。 兼六園はこ岡山市の後楽園と水戸市の … 続きを読む →
日本三名園 兼六園
17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表 … 続きを読む →
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兼六園へのアクセス、行き方歩き方
石川県金沢市丸の内1番1号
TEL 076-234-3800
金沢駅―――兼六園下下車――― 金沢城公園(石川門口)・兼六園(桂坂口)
金沢駅―――広坂下車――― 金沢城公園(玉泉院丸口)・兼六園(真弓坂口)
金沢駅―――出羽町下車―――兼六園(小立野口)