京の冬の旅 秘仏 毘沙門天 福寺塔頭勝林寺

京都府

勝林寺は、東福寺の鬼門に位置することから「東福寺の毘沙門天(びしゃもんてん)」と呼ばれる塔頭寺院で、1550年の創建。

本堂は大壇那であった近衛家の大玄関を移して建立され、境内には一切経を埋めた石塔が建てられている。

毘沙門堂に安置する毘沙門天立像は、高さ百四十五・七センチメートルの等身大に近い一木造の像で、左手に宝塔、右手に三叉戟をもった憤怒相、作は平安時代十世紀後半頃に遡ると言われている。

長く東福寺仏殿の天井裏にひそかに安置されていたが、江戸時代に開山・高岳令松の霊告により発見され、勝林寺の本尊として祀られたという。

雨の中、残り紅葉が寒そう。

「吉祥紅葉」はその美しさから吉祥天が宿る紅葉とされる。

とりわけ「良縁」「美縁」を求める女性に御利益がありかつては祇園の舞妓さんのお参りの姿もみられた。

一月の寒い雨の中、苔の美しさが素晴らしい。

庭の片隅に瞑っている鯰が一匹・・・

制作中に鯰が暴れると地震が起きるという伝説が頭の中をよぎり、そんな事にならないようにと願い眠りナマズを作られたという。

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勝林寺へのアクセス、行き方歩き方

勝林寺公式サイト

住所: 〒605-0981 京都市東山区本町15-795
TEL:(075)561-4311

京阪東福寺駅下車 徒歩8分 / JR奈良線東福寺駅下車 徒歩8分
市バス 202・207・208系統「東福寺」バス停下車