氷室神社のしだれ桜は「奈良一番桜」と呼ばれ、奈良で最も早く開花する桜であると言われているが・・・・・・。
四脚門と東西御廊、そして覆いかぶさるのが有名な枝垂れ桜。
今年の桜は相当遅い、既に満開かなと思ってきたがご覧の通り。
ここの桜は撮るのが難しいことでも有名。
以前の訪問では見頃過ぎだった、今年はもう一度チャレンジしてみよう。
由緒は「氷室神社縁起」絵巻に記されており、また『続日本紀』や『元要記』にも散見される。
元明天皇の勅命により、吉城川上流の月日磐に氷神を奉祀し、厳寒に結氷させたものを氷室に蓄え、翌年に平城京へ献氷させる制度が創始された。
翌和銅4年(711年)6月1日に初めて献氷の勅祭が興され、以降毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を納めた。
以前取材した献氷祭の様子。
伝統行事 氷室神社 献氷祭
和銅3年(710)、吉城川の上流、春日山のふもと(現在の月日の磐)に、氷室すなわ … 続きを読む →
現在は全国各地より、製氷・販売業者が参列し、業績成就を祈願する祭りとなっており、業界繁忙な6月を避けて5月1日に行われている。
神前に花氷や鯛の結氷などの花氷3基、氷柱6基を捧げ、舞楽殿では舞楽4曲が奉じられる。
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