長居植物園ではハスの花が見頃で、階下に合わせて早朝開園されています。
7時30分に植物園につくと既に40名ばかり人が開園を待っていました。
ハスの葉はその微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがない。
葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちる。この現象がロータス効果として知られます。
隣の小さい池の方では水連が咲いています。
フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の睡蓮の池を題材に、たくさん絵を描いたことで知られますね。
ハスとの違いは葉は伸び出さず水面に付いて生育し、葉柄にかけて深い切れ込みがあります。
花もハスのように高く伸びません。
中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになった。
早朝に開花し夕方には萎んでしまう「一日花」で、人の世の短い栄華喩え「槿花(きんか)一朝の夢」と表現される。
小林一茶も、「それがしも 其(そ)の日暮らしぞ花木槿」という句を詠んでいる。
池の畔にはひまわりもたくさんの花をつけています。
シロツメクサのじゅうたん。
日本では、三つ葉は「希望」「信仰」「愛情」を示し、四つ葉はもう1枚の葉で「幸福」を示すといわれています。
早朝に円を訪れ、談笑する人たちもいます。
自然史科学館の前の花壇にはポーチュラカがたくさん植えられています。
マツバボタン(松葉牡丹)と同じ仲間で花だけを見ると、見間違えてしまうほど。
見分け方としては、ポーチュラカが平たい葉なのに対し、マツバボタンの葉は細い棒状になります。
ハイビスカス、くっきりした赤色が印象的。(いかにも南国の花、という感じ)。
黄色やピンク、だいだい色の花もある。
マレーシア、スーダンの国花。
ハイビスカスの『赤花』の花言葉は、『常に新しい美』、『繊細な美』、『勇敢』などだそうです。
ゲートの近くでは「緑のトンネル」作りが進んでいます。
長居植物園へのアクセス、行き方歩き方
住所:大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6696-7117 FAX:06-6696-7405
地下鉄御堂筋線「長居駅」より徒歩10分
自転車で往ける距離なので、四季折々の花を楽しんでいます。