旧フェスティバルホールを建て替え、超高層オフィスを融合させた地上39階・高さ200mのタワー。
柱が建てられないホールの上階に25階分もの高層部を重ねた画期的な構造を実現させたのが巨大な三角形「メガトラス」13階からその骨格を眺めることができる。
22万個手積みのレンガ
低層階の外壁やフェスティバルホールに使われているレンガの数は約22万個。
非常に大きなこのレンガは1個あたり約10kgもあります。
これを約15名の職人さんが1個1個手作業で積み上げました。
まずは13階のスカイロビーへ。
シャトルエレベーターを降りたところ。
約60mの高さにある13階スカイロビーです。
低層部の屋上です。
巨大鉄骨のメガトラス(超高層部を支えています)がかっこいい♪
「トラス」とは、鉄骨などの建築部材を三角形に組み合わせた構造形式のこと。
力を分散し、部材のたわみ・変形を防ぐ性質があるため、剛性に優れていて、”東京タワー”や”東京ゲートブリッジ”など、鉄塔や鉄橋などに多く使われています。
地上39階建てのビルに、朝日新聞大阪本社のオフィス、ホール、商業施設などを設ける。
低層部に約60m四方の無柱空間をつくり、2700席のホールを配置。
その上に高さ約150mのオフィスを載せる
同フロアにはハワイアンフードを提供する「アイランドプレートランチがあり、開放的な空間でランチやドリンクを楽しめる。
ウィークディには外に出て間近にトラスを見れるのですが本日は日曜日で外へ出られません。
開放されているのは南西側、全体の1/3位の範囲となります。
この先は朝日新聞社の社内なので、関係者以外は入れません。
13階のスカイロビーに上がると間近で見て、触れていただけます。
13階から上のオフィス26フロアを支える巨大な骨組みは、その大きさ、迫力だけでなく、溶接跡まで是非見てください。
通常の溶接ですと柱の周りを20から30周溶接するのですが、メガトラスでは実に100周以上もの溶接を繰り返しました。
今は消してしまいましたが、職人さんが回数を忘れないように、正の字を何度も書いて作業されていた。
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