雲海を観ようと備中松山城を見下ろせる大松山の展望台へと向かう。
以前のの記事備中松山城 日本一高所にある山城
頼久寺 小堀遠州作庭の枯れ山水の庭
高梁の街並み 紺屋川周辺・武家屋敷通り散策も参照ください。
眼の前に広がる雲海。
しかし何か物足りない。
地元の人によると天守の向こうの反射板が見えてしまうと撮影をやめることが多いという。
たしかに反射板が見える頃には雲海の量も乏しく、天守閣の上にあってちょっと邪魔ということなのかもしれない。
しかし、今日は最初から反射板が見えている、これでは雲海とは言えないのだ。
仕方ないのでレンズを少し東へ向け、明け行く雲海を撮る。
7時過ぎ、東の山の端から日が差してきました。
地元の人に聞くと天守が赤く輝く、この一瞬が一番いいらしい。
天守も紅く染まっていきます。
雲の上から姿を覗かせる天守を眺め、備中松山城が日本三大山城の一つに数えられる理由を実感したかったのだが・・・・・・
朝日に照らされる天守、天守東面と北面、右側に二重櫓が確認できる。
後ほど松山城へ登り、ボランティアガイドのおばさんに「雲海観てきたよ」というと、「今日の天候では雲海は出ないだろ」
「いや、見えたよ」「見えたとしても条件の悪い時のもので地元ではそういの雲海とは言わないよ」
おばさん、見なくてもわかっているのだ。
しかし、せっかく喜んでいるんだからもう少しやさしく言ってよ。
松山城には与謝野寛(鉄幹)の歌碑が残されている。。
『松山の渓を埋むるあさ霧にわが立つ城の四方しろくなる』
昭和4年秋に与謝野鉄幹・晶子夫妻もここを訪れたそうで、雲海に感動し、詠んだものだろう。
雲海に浮かぶ天空の城塞「備中松山城」昨年の11月に運よく遭遇することができ、気象条件がフィットしたラッキーなツアーでした。宿に戻り朝食後ゆっくり現存する日本一高い天守に登城。
小野田さんこんにちは、ブログ訪問いただきありがとうございます。
私の松山城の雲海は中途半端なもので不満が残っていますが、小野田さんはちゃんと見れたようですね。
うらやましい。
昨日まで小牧行っていました、吉戸さんと会う予定でしたが、当人体調悪く会えず残念でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
木村康雄